現代自の投資規模、昨年並みの5800億円
現代自動車グループは1日、今年の投資規模が昨年並みの9兆ウォン(約5800億円)に達するとの見通しを明らかにした。内訳は研究開発(R&D)が3兆ウォン(約1930億円)、設備投資が6兆ウォン(約3870億円)。このほか、採用人数も10%前後増やす計画だ。
現代自グループは現代・起亜自動車、現代モービス、現代製鉄、現代ハイスコ、現代キャピタル、現代カードなどで構成される。同グループは景気が回復すれば、高燃費車両と環境対策車に対する需要が急増するとみて、ハイブリッドカー、水素燃料電池車の開発と商品化に力を入れる計画だ。
今年7月にはハイブリッドカーを韓国市場に投入し、輸出を含め年3万台を生産する構えだ。また、水素燃料電池車は2012年の実用化を目標にテストを進めている。同グループは環境対策車の普及拡大に伴う情報技術(IT)、電機・電子など関連産業への雇用波及効果が2200人、生産誘発効果が4200億ウォン(約270億円)に達すると試算している。
施設関連では、来年4月に操業開始予定の現代製鉄一貫製鉄所を中心に投資を行う。一貫製鉄所には建設段階で335社の下請け企業と毎月平均延べ15万4000人が参加しており、操業開始後は直接雇用5000人と関連産業の雇用7万8000人など8万人を超える雇用創出効果をもたらすと見込まれる。
現代自グループは景気低迷に伴う韓国国内の雇用冷え込みを考慮し、採用日程を前倒しするほか、大卒初任給の削減により、新規採用人数を10%程度増やすことを検討している。また、昨年300人前後だった大卒インターン社員を1000人に増やし、グローバル青年奉仕団1000人を選抜して海外に派遣する。大卒予定者を海外法人で2カ月勤務させるグローバル・インターンシップ・プログラムも取り入れる。
チャン・サンジン記者
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