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韓国観光大使IKKO「今度は“観光韓流ブーム”を」

写真提供=韓国観光公社
 「チャプチェ、部隊チゲ、韓国のり巻き、アグチム…。韓国の皆さんが普段食べている料理がすごく好き。特に、チャプチェはとてもおいしくて、家にいる日はいつも作って食べています」

 日本人の「オネエ系」メークアップアーティスト、IKKOさん(47)=本名:豊田一幸=が韓国観光名誉広報大使に任命された。

 任命式は27日、ソウル市内の韓国観光公社で行われた。花柄のドレス姿で登場したIKKOさんは「韓国なしのわたしなんて想像できない」と語った。

 「美のカリスマ」と呼ばれているIKKOさんは、メークアップアーティスト・ヘアデザイナー・歌手・タレントとしてマルチに活躍している。IKKOさんが取り上げた商品は飛ぶように売れ、日本では「IKKO効果」という言葉があるほど、ファッション・美容界では大きな影響力を持つ人物。昨夏、IKKOさんが番組で韓国の人気化粧品「BBクリーム」を紹介するや、韓国を訪れた日本人観光客が1日3000個以上買っていく事態となり、「コスメ韓流ブーム」が巻き起こった。

 昨年は『IKKOのキレイを磨くin韓国』という美容本を出したほど、「韓国的な美しさ」に関心が高いというIKKOさんは、「韓国の女性は日本の女性より肌がすごくきれい。絶えずボディーや心のデトックスを心がけている韓国の方々の生活ぶりを日本にも伝えたい」と抱負を語った。

 「『冬のソナタ』や『秋の童話』といったドラマを見て韓国に興味を持ち始めました。キム・レウォンさん、チョ・ハンソンさんのファンです。最近はカン・ジファンさんがとてもステキ。ぜひお会いしたいですね。韓国の方々の生活からは、堅実なエネルギーが感じられます。いい“気”をもらいに韓国に来ると、みんな長い道のりをよく歩いています」

 韓国観光公社はIKKOさんのアイデアをもとに「IKKOお勧めソウルツアー」というパッケージ旅行を企画し、日本人観光客にPRする予定だ。

キム・シニョン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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