1日午前4時45分ごろ、富山県小矢部市戸久の北陸自動車道上り線で、追い越し車線上に停止した乗用車との衝突を避けるため急停止した大型トラックに、後続の大型トラックが追突、はずみで乗用車にも接触した。追突した大型トラックを運転していた男性運転手が全身を強く打ち間もなく死亡、乗用車と急停止したトラックに乗っていた計5人が軽傷を負った。
県警高速隊によると、死亡したのは、現場に残された免許証などから、京都市在住の男性(62)とみられる。本線と追い越し車線をまたぐ形で横向きに急停車したトラックの左側面に、後続のトラックが追突したらしい。乗用車を運転していた福井市内の女性(31)から事情を聞いている。
事故の影響で、上り線の砺波-小矢部IC間が同日午前5時すぎから5時間余り通行止めになった。【松井聡】
毎日新聞 2009年3月1日 12時26分