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母殺害で23歳男が初公判 弁護側、責任能力争う
(03/02 10:14)


 東京都新宿区で母親を殺害したとして、殺人罪に問われた次男の長原公雄被告(23)の初公判が2日、東京地裁(小池勝雅裁判長)で開かれた。

 被告は事件当時、統合失調症と指摘されたため、検察側は精神鑑定を実施した上で「責任能力がある」として起訴。弁護側は公判前整理手続きで、殺意を否認して傷害致死罪の適用を訴える一方、責任能力を争って再鑑定を求めていた。

 起訴状では、長原被告は昨年5月22日夜、新宿区内のマンション駐輪場で母親の陽子さん=当時(57)=の顔を殴るなどして殺害したとしている。

 警視庁によると、陽子さんは現場マンションに住む長女に会いに来ていた。

 長原被告は16歳だった2001年10月、北海道中富良野町で父親=当時(55)=を殺害したとして家裁送致された。旭川家裁が、父親の暴力や父母の不和による家庭内での強い緊張状態を動機とみて「教育的処遇で更生を図ることが適切」と判断。中等少年院送致の保護処分を決めた。

 ▽おことわり 母親殺害の罪に問われた長原被告は、16歳のとき父親殺害の非行事実で少年院送致されました。これは少年時代の犯罪歴ですが、今回の起訴内容と密接に関係するとみられるため記事中で言及します。

 

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