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同人誌共有サイトExploaderからぶっこぬく特製スクリプト

0809-service002-000.png 大量にアップロードされる同人誌を求めて、何度もExploaderにアクセスしてDLKeyを調べ、ファイルを1つ1つ落としていくのは面倒。ネトランでは、Exploaderの同人誌を片っ端から落としまくる特製スクリプトを開発したぞ。

同人誌ファンの間で熱狂的な人気を集めているアップローダ「Exploader」。通常のダウンロードの手順はここで解説しているが、大量の同人誌を落としたいとなると結構な手間だ。ネトランの開発した「ネトラン特製スクリプト」を使えば、Exploaderにアップされているお宝ZIPを、まとめてぶっこぬくことができるぞ。
ネトラン特製スクリプトは、ダウンローダ「WGET」と連携して動作する仕組みで、設定ファイルやデータベースの編集は「Cassava」などのCSVエディタを利用して行う。WGETとCassava、さらに特製スクリプトを導入し、スクリプトの動作テストを行ってから利用しよう。
「逆アクセス」に表示されるサイト名を調べてDLKeyを生成し、同人誌ファイルの自動ダウンロードを行う。同じサイト内で配布されるファイルは、基本的にすべてDLKeyが同じ。「このサイトで配布されているならDLKeyはこれに違いない」という形で自動ダウンロードを行えるのだ。サイトアドレスとDLKeyの対応を定義しているデータベースファイルが「dlkey.csv」。編集部で調べた情報が最初から登録されているが、まだ完全ではないし、今後各サイトがDLKeyを変更することも考えられる。自分でデータベースを育てる方法を覚えておこう。
前ページでも紹介したログファイル内には、スクリプトが正常に落とせなかったファイルの一覧と、落とせなかった原因が記載されている。時間があるときにログファイルを開き、「DLKeyが登録されていない」と表示されているファイルを探そう。「サイト名」のリンクから配布元サイトにアクセスして、見つけたDLKeyをデータベースに登録していくのだ。
なお、ネトラン特製スクリプトについては、より詳しい使い方がネトラン9月号に掲載されているので、興味のある人はぜひ書店で手に取ってみてほしい。

WGET
  
作者:Bart puype
Cassava
  
作者:asukaze
ネトラン特製「exploadown」
  
作者:ネトラン編集部

■ 自動ダウンロードの準備を整える

0809-service002-001-thum.png WGETを解凍し「C:\ProgramFiles\wget」内にコピー

0809-service002-002-thum.png Cassavaをインストールして起動し「オプション」→「オプション」を選択する

0809-service002-003-thum.png 左カラム「ファイル」で「CSVファイルをCassavaに関連付け」にチェックを入れ「OK」。Cassavaを閉じる

0809-service002-004-thum.png ネトラン特製「exploadown」を解凍し「C:\Program Files\exploadown」にコピー。「exploadown_set.csv」をダブルクリックで開き、「DownloadFolder」にダウンロードフォルダを設定する

0809-service002-005-thum.png デフォルト設定の場合はCドライブ内に「exploader」フォルダを作成しておく

■ 同人誌自動ゲットのテストを行う

0809-service002-006-thum.png 準備が終わったら「exploadown.exe」を起動。Exploaderにアップロードされているファイルが1つずつ走査されていく

0809-service002-007-thum.png デスクトップ左上のチップ表示が消えたら処理完了。ダウンロードフォルダを開くと、日別にフォルダが作成されている。中にいくつかの同人誌が落とされていれば導入成功だ

0809-service002-008-thum.png 同人誌はZIP圧縮で配布されているので、解凍すれば中の画像を開けるぞ

0809-service002-009-thum.png スクリプトの動作完了後には、「exploadown」フォルダ内に「exploadown_log.html」が生成されている。ダブルクリックしてブラウザで開く

0809-service002-010-thum.png 次ページ以降で解説するように、今後も使うファイルだ。ブラウザのお気に入りに登録しておこう

■ DBを強化して大量ファイルを自動ゲット

0809-service002-011-thum.png 「DLKeyが登録されていない」ファイルがあったら「サイト名」のリンクをクリック。配布元ブログが開く

0809-service002-012-thum.png 「DLKey(パスワード)」を探してコピー

0809-service002-013-thum.png 「今日のパスワードは~」などと書いてあるサイトもあるが、別の日のパスワードも同じだったりする場合がほとんどだ

0809-service002-014-thum.png 「exploadown」フォルダの「dlkey.csv」を開き、一番下の行に情報を登録していく

0809-service002-015-thum.png 同じサイトのファイルが複数ある場合、DLKeyの登録は一度でよい。登録が終わったら次のサイト……と作業を進めよう

0809-service002-016-thum.png DLKeyを見つけにくいサイトもあるが、必ずサイト内のどこかには書いてあるはず

0809-service002-017-thum.png 大量のサイトを登録した場合は直後に「exploadown.exe」を実行しよう。先ほど落とせなかったファイルを、今度はぶちぬけるぞ

■ DLKeyが日によって違うサイトも突破

0809-service002-018-thum.png このサイトの場合、ある日のDLKeyは「erodoujin22」で……

0809-service002-019-thum.png 別の日は「erodoujin57」だった。日によって末尾の数字が違うようだ

0809-service002-020-thum.png 日によって変わる部分を「?」で記述する。この場合なら「erodoujin??」となる


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2008年08月18日 18:33