中東・アフリカ

文字サイズ変更
ブックマーク
Yahoo!ブックマークに登録
はてなブックマークに登録
Buzzurlブックマークに登録
livedoor Clipに登録
この記事を印刷

パレスチナ:ガザで日本のNGOが食料配布、市民ら長い列

配給を待つ大勢の人たち。日本のNGOが父親を失った家族や聴覚障害者のいる家庭を対象に野菜や食料品の配給を行った=パレスチナ自治区ガザ市ザイトゥン地区で2009年2月28日、長谷川直亮撮影
配給を待つ大勢の人たち。日本のNGOが父親を失った家族や聴覚障害者のいる家庭を対象に野菜や食料品の配給を行った=パレスチナ自治区ガザ市ザイトゥン地区で2009年2月28日、長谷川直亮撮影

 【ガザ市(パレスチナ自治区ガザ地区)林哲平】イスラエルによる攻撃と境界封鎖の影響で物資が不足するパレスチナ自治区ガザ地区で2月28日、日本の非政府組織(NGO)「パレスチナ子どものキャンペーン」(東京都豊島区)が食料を配布し、食料高騰に苦しむ市民が長い列を作った。

 境界封鎖で自治区外に売ることが難しくなった野菜や卵などを農家から買い上げ同キャンペーンが支援活動を続けてきたろう者のいる家族に配ったほか、稼ぎ手の父親をなくした家庭にも配布した。

 ろう者の一人、ハレッド・エルハルディさん(33)は配布の列に並びながら手話で「特に卵は値上がりがひどく子供たちにはずっと食べさせてやれていなかった。家に帰っておいしいご飯を作りたい」と喜びを表現した。

    ◇

 海外難民救援金受け付け 〒100-8051東京都千代田区一ツ橋1の1の1 毎日新聞東京社会事業団「海外難民救援金」係(郵便振替00120・0・76498)匿名希望の方はその旨を明記してください。

毎日新聞 2009年3月1日 19時55分(最終更新 3月1日 20時01分)

検索:

中東・アフリカ 最新記事

中東・アフリカ アーカイブ一覧

 

特集企画

おすすめ情報