オープニング
前5:00〜5:05
丸2日間・48時間にわたるラジオデーの全体ラインナップをご紹介します。
(ご案内)坪郷佳英子
日本民謡大観〜民謡の源流をたずねて〜
前5:05〜6:55
近代化の進展に伴い急速に失われつつあった日本全国に伝わる民謡の収集・記録を目的に1941年にスタートし、1993年「沖縄奄美 奄美諸島編」で完結した「日本民謡大観」は、総計2万曲に及ぶ全国各地の民謡の楽譜・音源を収めた空前絶後のプロジェクトでした。番組では日本各地の珍しい民謡の数々を、解説を含めて紹介します。
(ゲスト)小島美子(国立歴史民俗博物館名誉教授)、小沢千月(民謡歌手)
(司会)加治章(元NHKアナウンサー)
<曲目>
○「むちちっちゃー」(沖縄・伊是名村)
○「月ぬ美しゃ(つきぬかいしゃ)」(沖縄・八重山)
ほか
高度成長時代のN響
前7:15〜11:50
N響演奏会を紹介する番組「NHKシンフォニーホール」はN響がまだ「日本交響楽団」と名乗っていた1949年にラジオ第1放送でスタートし、FM放送の開始とともに臨場感あふれるステレオ音声での紹介となり音楽ファンの注目を集め、オーケストラの実力・名声とも飛躍的に向上しました。今回は1969年当時のN響の指揮者にスポットを当て、N響が日本を代表するオーケストラから、さらに世界へ飛躍する足がかりとなった時期の「お宝名演奏」を貴重な音源を用いて紹介します。
(ゲスト)外山雄三(指揮者・作曲家)
(ご案内)山田美也子
<曲目>
○交響曲第94番ト長調「驚がく」(ハイドン作曲)
(管弦楽)NHK交響楽団
(指揮)ヨーゼフ・カイルベルト
※1968年5月13日東京文化会館・N響第504回定期公演
☆演奏の一部をお聞きいただけます!
○交響曲第41番ハ長調「ジュピター」(モーツァルト作曲)
(管弦楽)NHK交響楽団
(指揮)ウォルフガング・サヴァリッシュ
※1969年3月28日東京文化会館・N響第520回定期公演
○歌劇「リエンチ」序曲
○楽劇「ラインの黄金」から「ワルハラ城への神々の入場」
(ワーグナー作曲)
(管弦楽)NHK交響楽団
(指揮)ウォルフガング・サヴァリッシュ
※1969年4月9日東京文化会館・N響第522回定期公演
日曜喫茶室スペシャル
後0:15〜2:00
「日曜喫茶室」の放送が始まったのは1977年4月10日。以来、「FMトーク番組」の草分けとして、32年間に1500本以上を放送し、のべ3000人をこえるゲストをお迎えしてきました。今回はFM40年を記念して、昭和・平成の時代を代表する懐かしいゲストの方々のお話を、過去のライブラリーから厳選し、ダイジェストでお届けします。
(出演(テープ))
江利チエミ(歌手)、フランク永井(歌手)、藤子不二雄A(漫画家)、
石ノ森章太郎(漫画家) 、赤塚不二夫(漫画家)、
植村直己(登山家・冒険家)、東山魁夷(日本画家)ほか
(司会)はかま満緒、小泉裕美子
FM40年とその音楽
後2:00〜9:00
<中断ニュース・天気予報6:50〜7:20>
1969年から現在までFMで流れた国内外の名曲を…。時代の歌を世相とともに振り返ります。
(出演)萩原健太、亀渕昭信、甲斐よしひろ、清水ミチコ、近田春夫、
久保田祐佳アナウンサー
番組ではメッセージ・リクエストを大募集!
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名作ラジオドラマ劇場
後9:00〜10:15
「愛と修羅」 1967年3月22日放送 1967年度イタリア賞受賞作品
水尾比呂志・作、湯浅譲二・音楽、沖野暸・演出
(ドラマ出演)奈良岡朋子、吉田日出子、観世静夫 ほか (語り)宇野重吉
能「葵上」に描かれた源氏物語・六条御息所の愛の悲劇を現代的な視点で捉え直し、ステレオの強烈な表現力で描き出した異色の音響劇。光源氏の愛が正妻の葵の上に移って、御息所は源氏の訪れを空しく待つ夜ごとに愛と誇りの相克に悩んでいたが、加茂の祭りの日に葵の上の従者たちに誇りを踏みにじられた上、葵の上の懐妊を知らされ、愛の執念は生霊と化して葵をおそいます。奈良岡朋子が一人芝居で演じる内面の激しい相克。現代音楽が描き出す硬質な光と影のはざまで、荒れ狂う生霊と真言修法の戦いが闇の音響空間で展開します。
(スタジオ出演)谷山浩子、加賀美幸子、沖野暸
坂本龍一アーカイブススペシャル
後10:15〜前0:00
NHK―FMで様々な番組のパーソナリティをつとめてきたミュージシャン・坂本龍一。自身出演の「サウンドストリート」など、彼が厳選した過去の名番組を現代によみがえらせます。珠玉の番組の数々を、彼自身が語る番組・音楽への想いとともにご堪能ください。
(出演)坂本龍一
アラフォー 〜あの日聞こえてきた音楽は…今も輝いている〜
前0:00〜5:00
FM放送と共に成長してきた「アラフォー世代」におくる、双方向リクエスト番組。FMが発信し続けてきた音楽、その中に込められたメッセージ、思い出を40代DJの山本シュウが語ります。ロック・アーティストの吉井和哉とDJの宇治田みのるがゲストで登場。YOSHIKI、竹内まりや、つんく♂、槇原敬之、森高千里など多くのミュージシャンからのメッセージもご紹介。アラフォー世代が学生時代に夢中になっていた「深夜放送」がFMで今、よみがえります。
(ゲスト)吉井和哉、宇治田みのる
(MC)山本シュウ、新垣里沙(モーニング娘。)
番組ではリクエストを大募集!
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FM40邦楽アーカイブ 〜懐かしの至芸〜
前5:00〜6:55
1965年、FM試験放送の時代から始まった「ステレオ邦楽鑑賞」。往時、第一級の邦楽演奏家の名演を、新テクノロジーであったステレオ方式で全国に届けました。番組では、NHKが収録し保存している貴重な邦楽演奏のステレオ音源の中から、1960〜70年代の名演を中心に紹介。往時を知るNHKディレクターのOB、そして演奏に参加した実演家をスタジオに招き、ステレオ黎明期の邦楽演奏や収録の舞台裏などについてディープに語りながら、貴重なアーカイブの名演を堪能していただきます。
(ゲスト)六世・山勢松韻(山田流筝曲家(人間国宝))、二世・今藤政太郎(長唄三味線方)、山岡知博(邦楽研究家、日本琵琶楽協会会長)
(司会)水谷彰宏アナウンサー
<曲目>
▽筝曲(山田流)「乱れ」
※1970年10月6日 FM「ステレオ邦楽鑑賞」
箏:中能島欣一、中能島慶子
▽長唄「島の千歳(しまのせんざい)」
※1966年2月4日 FM「ステレオ邦楽鑑賞」
唄:杵屋六左衛門、三味線:杵屋六一郎 ほか
▽筝曲(山田流)「竹生島(ちくぶしま)」
※1966年2月25日 FM「ステレオ邦楽鑑賞」
唄:高橋栄清(二世)、箏:山勢松韻(五世)、三絃:鳥居登名美 ほか
▽長唄「春興鏡獅子(しゅんきょうかがみじし)」
※1966年3月4日 FM「ステレオ邦楽鑑賞」
唄:芳村伊十郎(七世)、三味線:今藤長十郎(三世) ほか
☆演奏の一部をお聞きいただけます!
FM40クラシックスペシャル 第1部
前7:15〜10:00
FM本放送の始まった1969年はクラシック音楽ファンにとってどんな年だったのかを思い出すとともに、FMクラシック番組に出演されてきた名パーソナリティが登場し、FMクラシック番組、40年の歴史を振り返ります。
司会の諸石幸生が、当時ラジオやレコードで聴いた作品を、自身の思い出とともに紹介するとともに、FM放送が始まる前の昭和30年代、AMラジオ2台を使って楽しむ「立体放送」の時代のステレオ音源や、NHKが初めてPCM(デジタル)録音を実施した1979年のカラヤン来日公演の演奏などを通し、FMクラシック放送の歴史を辿ります。
さらに、昭和47年から現在も放送中の最長寿番組「名曲のたのしみ」の吉田秀和が、番組開始時の思い出や、過去40年の音楽界の移り変わりに対する想いを語るほか、長年「バロック音楽の楽しみ」を担当した皆川達夫をスタジオに招き、40年にわたるFM番組とのかかわり、その思い出をうかがいます。
(ゲスト)吉田秀和、皆川達夫 ほか
(司会)諸石幸生
気ままにクラシックスペシャル
前10:00〜11:50
司会者2人の軽妙なトークを中心に初心者にも親しみやすい構成・演出が好評の「気ままにクラシック」のスペシャル版。今回は日本のクラシック界の未来を担う子どもたちをスタジオに迎えます。彼らの素顔や本音に笑福亭笑瓶が入れる鋭いツッコミにもこうご期待。
(出演)赤井俊亮(ジュニア・ギター・コンクール小学低学年の部銀賞)、
川崎槙耶(学生音楽コンクールピアノ部門小学校の部1位)、
木凛々子(学生音楽コンクールバイオリン部門小学校の部3位)、
成城学園初等学校合唱部のみなさん ほか
(司会)笑福亭笑瓶、幸田浩子
トーキング ウィズ 松尾堂スペシャル
「大いに語ろう!ラジオと本と音楽と」
後0:15〜3:00
2008年4月から毎週放送となった「トーキング ウィズ 松尾堂」は、新しいスタイルのトーク番組をめざして、作家など「本」に関わりの深い方々、各界を代表する多彩な方々を毎回ゲストに迎え、お話を伺ってきた。今回、FM40年を記念して、旬な話題を持つ方、店主・松尾貴史と交流のある方、FMや音楽に熱い思い入れを持つ方などをお迎えし、ラジオの思い出やFMトーク番組の可能性などについて語り合います。
(ゲスト)海堂尊(作家・医師)、村山由佳(作家)、立川談春(落語家)、
清水ミチコ(タレント)、秋元康(作詞家)
(司会)松尾貴史、佐藤寛子
わが青春のFMリクエストアワー
後3:00〜6:00
1970〜80年代にかけて全国各地の放送局で放送していた「FMリクエストアワー」について、かつて担当したNHKアナウンサーが思い出を語ります。また、2月18日に松山市で開催されたイベント「帰ってきた!Fリク」の模様もご紹介します。
(出演)梅津正樹アナウンサー、山本哲也アナウンサー、芳野潔アナウンサー
「帰ってきた!Fリク」 〜松山市総合コミュニティセンターで収録〜
(出演)八木健(元NHKアナウンサー)、能智星悟、福村俊弘 ほか
番組では思い出やメッセージを大募集!
詳しくはこちら
「帰ってきた!Fリク」のコーナーあり!
松山放送局ホームページ
新番組スペシャルトーク 佐野元春×大貫妙子
後6:00〜6:50
この春からスタートする、新番組を担当する佐野元春と大貫妙子の特別対談を生放送でお送りします。80年代、若者たちをラジオに釘付けにした人気番組「元春レイディオ・ショー」がおよそ30年ぶりに復活!昨年夏に好評を頂いた「大貫妙子 懐かしい未来」もレギュラー番組としてスタートします。2つの新番組の聴きどころを、番組MC佐野元春、大貫妙子自らご紹介します。
同じく春から月曜夜に放送する新番組「きたやまおさむのレクチャー&ミュージック」のパーソナリティ・きたやまおさむからのメッセージもあります。
(出演)佐野元春、大貫妙子
番組ではメッセージを大募集!
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FM40クラシックスペシャル 第2部
後7:20〜9:00
第2部は、NHK509スタジオからの生放送。多彩なゲストをお招きしてお送りします。
最初のゲストは、ピアニストの中村紘子。長い演奏家生活の中で出会った演奏家や作曲家、そしてステージから見たクラシック音楽界の変遷などについて、お話をうかがいます。また、中村さんには、スタジオでピアノの生演奏も披露していただきます。
後半のゲストは、FMクラシック番組の解説者として活躍中の作曲家・吉松隆と、人気番組「気ままにクラシック」の司会を担当していたギタリストの鈴木大介。
おふたりに、少年時代の思い出や音楽への想いをお話しいただいたり、特に印象に残る演奏家や音楽を紹介します。さらに、鈴木さんのスタジオ生演奏で、吉松隆と武満徹の作品をお送りする予定です。
(ゲスト)中村紘子、吉松隆、鈴木大介 (司会)諸石幸生
名作ラジオドラマ劇場
後9:00〜10:00
「神様」 2002年4月6日放送 平成14年度文化庁芸術祭ラジオ部門大賞受賞作品
(原作)川上弘美 (脚色)原田裕文 (音楽)谷山浩子、石井AQ
(演出)松本順
(ドラマ出演)谷山浩子、千葉哲也、坂口芳貞、大西多摩恵 ほか
この10年の「FMシアター」の中で最もリクエストが多く、いまだにリクエストが絶えない人気作品で、近年のFMドラマの傑作の一つです。「わたし」と出会う「くま」、亡くなった「叔父さん」、同居人の「コスミスミコ」。ユニークな人物とのふれあいが暖かく、ほのぼの、ぽかぽかした気持ちにいざないます。
(スタジオ出演)谷山浩子、加賀美幸子
サウンドストリート21・スペシャル
後10:00〜11:00
今年結成20周年をむかえるDreams Come Trueの中村正人がラジオに対する思い、影響を受けた音楽、そしてデビュー当時の秘話など、大いに語ります。
(出演)中村正人(Dreams Come True)、久保田祐佳アナウンサー
インディーズファイル スペシャル
後11:00〜前0:30 (BS2同時放送 後11:00〜11:45)
毎月最終日曜日にFMで放送している「インディーズファイル」。今回は「FM40ラジオデー」のための特別企画として、BS2・FMで同時生放送します。番組メインパーソナリティーは森若香織(元GO-BANG’S)、ゲストには曽我部恵一と向井秀徳をむかえ、日本のインディーズシーンを盛り上げてきた東京・下北沢からの中継で送ります。
全国各地で盛り上がるインディーズシーンの「今」と注目アーティストを紹介。これまで番組に寄せられた実力派アーティストたちの力作音源・映像も見どころです。ゲスト二人のスペシャルライブセッションもこの夜だけの特別企画です。なお、FMではBS2放送終了後も、午前0:30まで放送します。
(ゲスト)向井秀徳、曽我部恵一 ほか
(ナビゲーター)森若香織
クロスオーバー・ジャズ&ワールドミュージック
前0:30〜5:00
「ジャズ・トゥナイト」のパーソナリティ児山紀芳の司会進行で、「ワールドミュージックタイム」のパーソナリティ北中正和を迎え、楽しいトークと選りすぐりのジャズ・ワールドミュージックで送ります。
(出演)児山紀芳、北中正和