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日テレ、誤り認め謝罪 「バンキシャ!」岐阜県裏金報道(1/2ページ)

2009年3月1日22時22分

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 日本テレビは1日、同テレビ系の報道番組「真相報道バンキシャ!」で昨年11月に放映した、岐阜県で裏金づくりが続いているという報道内容の誤りを認め、同日放映の番組内で謝罪した。同県も同日、「独自に調査した結果、報道されたような事実はなかった」と発表した。

 問題の番組は昨年11月23日に放映された。匿名の男が番組に登場して証言。県の土木事務所で架空工事を発注し、裏金づくりが引き続き行われているという内容だった。

 報道を受けて県は証言の信憑(しんぴょう)性について独自に調査。県内11土木事務所に聞き取りするなどした結果、今年初めには放送されたような事実はないと結論づけた。

 このため2月18日に、訂正を義務づけた放送法4条に基づき、日本テレビに対し、2月末を回答期限に、放送内容の調査と訂正を求めた。翌19日には匿名のまま男を告訴していた。

 この日の番組で、メーンキャスターの福沢朗さんが、報道の経緯について説明。内容に誤りがあったと認めたうえで、「視聴者の皆さん、岐阜県庁、岐阜県議会の皆さんに大変ご迷惑をおかけしました」と頭を下げた。

 福沢さんの説明によると、証言者は1月、岐阜県警に詐欺容疑で逮捕された建設会社の元役員。報道後に、改めて番組で取材したところ元役員は、「証拠とした銀行の送金記録は自ら改ざんしたもので、岐阜県庁側に裏金を送金した事実はなかった」と証言を翻したという。ただ、当初の証言をどのように検証し、裏付け取材をしたかについての言及はなかった。

 日本テレビ総合広報部は「取材は丹念に行ったが、元役員から提出を受けた証拠書類が巧妙に改ざんされ、見抜くことができなかった。供述を翻されてはどうしようもない」と説明した。

 岐阜県の武藤鉄弘・秘書広報総括監は1日の会見で「公共性の高い番組で、こういう報道があったのは、残念で遺憾。今後はこのようなことが起こらないことを望む」と述べた。

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