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検証ローマの2日間 もうろう会見までに何があったのか(1/2ページ)

2009年2月20日10時33分

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 中川昭一・前財務・金融相の「もうろう記者会見」問題は、自身の引責辞任に発展した。疑われた飲酒についての説明は途中で変わり、失態の理由は判然としないままだ。主要7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)という国際舞台で何があったのか。関係者の証言や国会答弁などから、ローマでの2日間を検証した。

 中川氏は13日午後5時(現地時間)、チャーター機でローマに到着。夕方からガイトナー米財務長官との会談、G7夕食会、IMF(国際通貨基金)への融資調印式などの公式日程をこなした。

 財務省幹部と打ち合わせ後の午後10時40分ごろから、中川氏が記者4人を呼び、宿泊先のホテル内で翌日午前0時半ごろまで懇談。中川氏はジントニック3、4杯を飲んだ。中川氏と麻布中・高校の同級生でもある財務省の玉木林太郎国際局長も加わった。

 19日の衆院予算委員会で、玉木局長は「私が部屋に入った時、4名の記者が大臣と懇談していた。男性2名、女性2名。記者に所属の公表について確認をお願いしているが、2名は公表を控えてほしい、と。1名からはまだ回答が届いてない。1名は読売新聞の記者」と明らかにした。この席には朝日新聞記者はいなかった。

翌14日午前8時15分から、イタリア経済・財務省で始まったG7本会合に白川方明・日本銀行総裁、篠原尚之財務官と出席。白川総裁は「本会合では(中川氏は)しっかり発言していた」(19日の記者会見)としている。昼食会があり、ワインも出た。「ワインで乾杯したが、ごっくんはしていない」(16日の衆院財務金融委員会での中川氏の答弁)。当初は、酒に口をつけたのはこの場だけだったと説明していた。

 中川氏は昼食会の途中で退席し、宿泊先のホテルに戻った。午後2時50分からのロシアのクドリン財務相との会談までの約40分間、レストランで昼食にサラダとパスタを食べた。

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