2009年 2月 28日
受精卵取り違えで産科婦人科学会が声明発表
高松市の香川県立中央病院で起きた受精卵取り違え問題について日本産科婦人科学会は28日、再発防止に向けた声明文を発表しました。この声明文は28日午後、日本産科婦人科学会が発表したものです。声明文では厚生労働省と協力して調査を行い再発防止に努めたいとしています。具体的には来週、生殖補助医療を行っている全国の医療機関に対し調査用紙を配布するほか、担当医師などに安全管理研修を実施するよう指導するとしています。また、学会の倫理規定に違反して複数の受精卵移植を行っていた県立中央病院の川田清彌医師に対しては処分しないことを決めました。

備中国分寺周辺で梅の花と菜の花見ごろ
総社市の備中国分寺周辺では菜の花と梅の花が見ごろを迎えています。総社市の備中国分寺周辺では、地元の住民が県の委託を受けおよそ45アールの敷地で菜の花を栽培しています。去年10月の種まきの時に雨が少なかった事から例年に比べて丈は低いものの、可愛らしい花を咲かせています。訪れた人たちは寺の五重塔と見ごろを迎えた菜の花をカメラに収めていました。この菜の花は3月中旬ごろまで楽しめると言うことです。また、備中国分寺周辺には紅白の梅の木がおよそ50本あり一足早く白梅の花が見ごろを迎えています。地元の人によるとこれから徐々に紅梅も咲き始め、タイミングが合えば、紅白の梅の花が楽しめると言う事です。

高松天満屋でいけばな展
香川県内の華道愛好家の作品を集めた展覧会が高松市のデパートで、開かれています。この展覧会は高松市茶華道協会が開いたものです。会場には池の坊や、草月流など15の流派が出品した季節感あふれる作品が展示されています。小原流の3人による作品は、黄色のれんぎょうや椿、こでまりの花をあしらった春をイメージしています。また、華道一生流の作品は、さくらんぼ、ゆり、オンシジュウムで、一足早く訪れた春を表現しています。会場の一角には、茶席も設けられお茶を点てて、心安らぐひとときも演出されていました。この展覧会は、高松市の高松天満屋で3月3日まで開かれています。