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「フィギュア新星」金ヨンア、韓国勢で国際大会初優勝
SEPTEMBER 05, 2004 22:22 by 梁鍾久 ( yjongk@donga.com)
演技の途中でしりもちをついた。だが、何事もなかったかのように飛び起きて、シニアスターにも劣らぬジャンプ技術を披露する堂々とした姿が審判たちを魅了した。

韓国最高の「銀盤の妖精」、金ヨンア(14・軍浦トジャン中学)。彼女がついにやってのけた。

金ヨンアは5日、ハンガリーのブダペストで閉幕した国際氷上連盟(ISU)の第二回ジュニアグランプリフィギュアスケート大会で合計148.55点を得点し、「次世代の女王」と呼ばれる日本の澤田亜紀(16歳、136.16点)を大きく上回って、優勝した。

1908年にスケートが国内で始まってから、フィギュア種目の国際公式大会で優勝したのはシニア大会とジュニア大会を総じて金ヨンアが初めて。

金ヨンアは4日、ショートプログラムの途中でバランスを失って転ぶミスをした。フィギュアの演技の途中で転ぶのは取り返しのつかないミス。だが、金ヨンアはすぐ立ち上がって、ミスにまったく動じない演技を繰り広げた。

彼女が見せたトリプルジャンプコンビネーションはシニアでも難しい演技。1度ジャンプして3回転するトリプルジャンプを2度連続して行う高難度の技術だ。これを見た審判らはミスにも関わらず、ショートプログラム最高点の47.23点を出した。澤田は46.70点で2位。

金ヨンアは5日のフリープログラムでも101.32点をマークし、澤田(89.46点)を押さえて1位。トリプルジャンプを6回も完璧に消化した。グランプリよりも1段階上の世界ジュニア選手権で3位に上り、次世代のフィギュア女王として脚光を浴びてきた澤田はショート、フリープログラム共に金ヨンアに届かず、ケティ・テイラー(15・米国・世界ジュニア選手権5位)も金ヨンアの相手にならなかった。

金ヨンアは、小学校の頃からすでに中学・高校・大学の先輩たちを抜いて国内トップに躍り出た「フィギュア界の神童」。1m56、38kgの理想の体型を備えている上、国内で唯一、トリプルジャンプを自由自在に跳べる。中国系アメリカ人で世界のフィギュア大会を制したミッシェル・クァンの後を継ぐのが夢だ。

金ヨンアは優勝した直後、母親の朴ミヒ(45)さんに電話をかけて言った。「みんなの鼻をへし折ってやったわ。えらいでしょ、母さん?見てて、そのうちもっとすごいことしてみせるから」。

金ヨンアは7日に帰国した後、16日に中国のハルビンで開催される第4回グランプリにまた参加する予定だ。ハルビン大会で上位にのぼれば、12日にフィンランドのヘルシンキで開かれるグランプリ・ファイナルに出場できる。グランプリ・ファイナルは8人が出場して、ジュニアの頂点を競う大会だ。

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