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南信州のニュース

提供元: 南信州新聞社

リニア・三遠南信建設促進期成同盟会が定期総会

2009年02月12日

 リニア中央エクスプレス建設促進飯伊地区期成同盟会、三遠南信道路建設促進南信地域期成同盟会(ともに会長・牧野光朗飯田市長)は12日、平成21年度定期総会をシルクホテルで相次いで開催。10日に浜松市で開いた「三遠南信サミット2009in遠州」で採択した共同宣言に盛り込まれた「圏域北部のゲートウェイとなるリニア中央新幹線飯田駅」の設置と、「三遠南信地域の連携の基軸となる三遠南信自動車道」の早期完成をめざすことを決議した。

 両総会には関係者ら約100人が参加。牧野会長は、リニア中央新幹線について「新たな国土の大動脈として、21世紀の我が国の経済社会を支え、分散型国土の形成とゆとりある生活の実現に大きく貢献できる社会基盤であり、地域の活性化につながる」と指摘。昨年12月に国土交通省からJR東海に出された全国新幹線鉄道整備法に基づく4項目の調査指示について「着工に向けて着実に、そして大きく前進したものと受けとめている。今後は飯伊地域の悲願である飯田駅設置に向けて、なお一層取り組みの強化を図っていかなければならない」と強調した。

 また、三遠南信自動車道について「昨年4月に飯田山本IC―天龍峡IC間7・2キロが開通したことで、より広範な地域間交流の実現や通勤・通学などの日常生活の利便性、緊急時の対応など多方面にわたってその効果が表れてきている」と報告。「引き続き第2工区の用地取得が順調に進められるとともに、工事用道路建設に着工して本線工事も間近と聞いている。県境の青崩峠道路区間は環境影響評価手続も最終段階を迎えており、早期着工を心待ちにしている。長野県で施工している現道活用区間の国道152号でもすべての区間で事業着手して、整備が進められており、平成20年代後半の全線開通の道筋が見えてきた」と期待を述べた。

 議事では、平成20年度事業報告・収支決算報告、21年度事業計画・収支予算などを承認。三遠南信地域のあるべき姿を指し示す「三遠南信地域連携ビジョン」の中に「三遠南信地域の一体的な振興発展を支える高度な社会基盤」として位置づけた圏域のゲートウェイとなるリニア中央新幹線飯田駅設置と三遠南信自動車道の早期完成を総会決議した。

 終了後、引き続き講演会を開催。中央新幹線沿線学者会議委員を務める平山祐次・信州大学名誉教授から「リニア飯田駅が紡ぐ飯伊地域の文化・経済」、国土交通省中部地方整備局飯田国道事務所の柳武市所長から「三遠南信自動車道の整備について」とそれぞれ題し講演を聞いた。

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