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「愛国の志士か、親日派か」筆跡が語る

 「抗日運動家の文字は小さくて正四角形の形態で、正しくて角ばって力強いが、親日派の字体は大きくて柔軟で、規則性が落ちる。」

 現職部長検事が日帝強制占領期間の、独立活動家と親日派の字体を分析した本を出して目を引いている。

 法務研修院教授である具本鎮(ク・ボンジン)部長検事(44歳、司法試験30期)は、自身が10年間に収集した400人余りの抗日運動家と親日派が書いた600点余りの書を分析した本「筆跡は語る」を最近出版した。

 同書によれば、抗日運動家の典型的な字体は、小さくて正四角形の形態で、正しくて角ばって力強いのが多いが、親日派の字体は大きくて狭くて長く、下へ長く伸びる場合が多い。

 また、抗日運動家の文字は字間隔は狭く、行間は広くて、規則性が目立つが、親日派は字間が広くて、行間は狭く、規則性は落ちるということだ。

 具検事はこういう差異点を各々「正しさ」と「奇異さ」と表現した。「正しさ」とは規則性があり、抑制されているという意味をこめており、「奇異さ」とは、長く短く、でこぼこして、そろっておらず、あたかも何かがこんがらかったように落ち着かないということだと分析した。

 彼は特に閔泳煥(ミン・ヨンファン)、趙秉世(チョ・ビョンセ)など自決した抗日志士の筆跡はさらに正しくて規則的で、だいぶ整頓されており、他の一般的な抗日運動家に比べて書く速度が速いと説明した。

 決心したことをすぐ行動に移す習性と、早い決断力が文字の速度と関連があるということだ。<連合>

韓国速報 09/2/28