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　【台北・庄司哲也】日本と台湾が領有権をめぐって争っている尖閣諸島（台湾名・釣魚台）周辺海域での漁業問題を話し合う民間協議が２６、２７の両日、台北市内で行われ、漁業をめぐるトラブルが発生した際の緊急通報システムを構築していくことで一致した。協議は９６年から１５回にわたり行われてきたが、尖閣諸島の主権問題が絡んで進まず、０５年７月から中断していた。

　協議は日本側の対台湾窓口機関の交流協会台北事務所と台湾側の亜東関係協会の間で行われ、今回は主権問題には触れなかった。