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フィリピン人少女の国外退去命令の結論は?

- 2009.01.16 17:01

  • コメント(54)

国外退去を命じられているフィリピン国籍の少女、カルデロンのり子さん(13)。14日には、一か月の滞在期限延長が決まったが、その後の国内在留は少女本人は認められたとしても、両親は難しいとの姿勢が示されたそうだ。

人道的な問題が指摘されマスコミの注目も集まっているが、ブロガーの一人はこの難しい状況下で、東京入局管理局の判断には人道的配慮が感じ取れるといい、「『3人ともフィリピンへ帰国』 という選択肢が1つしかない状況に比べればかなり恵まれた結果だと思う。」(『Open the Window』)という考え。

別の方は、「同情し始めると、罪も消えてしまう、のか?罪犯しても、世論で無罪になるのか?」(『まいにちのうた』)とする一方で、「戦争でも、事件でも、犯罪でも、子供はいつも犠牲になる。」(同上)とジレンマを解消し切れていないようだ。

どう転んでもハッピーエンドにはなりそうもないカルデロン一家。こればっかりはどうしようもないとばかりに、ネットには同情は示しながらも現実的選択を迫る複雑な意見が多々寄せられている。

(秋井貴彦)

■参考サイト
Open the Window
まいにちのうた

■キーワード


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この記事へのコメント

  • きむらしのぶ - 2009.02.28 22:54

    以前のコメントについて皆さん大変ご立腹のようで、説明が足りなかったかもしれません。

    他の事例を紹介して少し補足します。

    ある女性の例です。数十年前に不法入国し、日本では色々な仕事をしながら生活をしていました。
    雇い主は相手の立場を利用して多くのピンハネをしながら雇い続けていました。例えば、労働基準法にある最低賃金を下回っているのは言うまでもなく、雇っている事実はどこにも申告しないのに源泉徴収をしてみたりという具合です。

    ある日、その女性はある男性と出会い、結婚をします。ちなみに婚姻の手続きは入国管理局の直接の管轄ではないので、不法入国だろうとなんだろうと手続きは可能です。

    結婚後、二人は行政書士を雇い、多額のお金を支払って在留特別資格の申請手続きをし、いくらか困難もあったようで他の方より期間はかかったようですが、無事に在留特別資格を得る事ができました。

    そして、女性は数度の在留資格の更新手続きを経て、永住権を手に入れます。

    その後、二人は別れました。その女性は今でも日本にいます。

    これに関与した人たちは無罪放免ですか?

    > 「わいろ」を渡せばなんとでもなる国の人には理解できないでしょうが、これがまともな国なのです。

    法治国家と言われますが、こういう人たちからお金を搾取している日本人もいるようです。
    「まともな国に住んでいる」と信じ込まされている"わいろを渡せばなんとでもなる国"の人がいるかもしれません。

    >怪しい外国人がいたり、言葉があやふやな外国人が働いていたら、「入管や警察に通報」するしか日本の法律を守れませんね。

    「怪しい」の基準がわかりませんが、僕の知る限り、何年も日本に住んでいても言葉があやふやな西洋人は沢山います。通報した人が正規の在留資格を持っているのか否かきちんと確認して下さいね。
    もしかして、西洋人は一切疑わず、アジア系の外国人は通報するとかいうことはされないですよね。

    在留資格という点で言えば、これはかなり裁量によるところが大きいのが現実です。
    一度申請に失敗しても、何度かやり直しが可能です。
    マスコミに大きく取り上げられたから多くの人が知る事になっただけで、似た事例はほかにもいくつかあり、在留資格を得ている人も少なくありません。

    ちなみに僕はこの家族が残るべきだとは一言も書いていません。残るというのも一つの結果としてありえるという話です。

    前回のコメントを読んで意味がわからないと書かれている方もおられますが、それはここに以前投稿されたコメントを全て読んでから書いてしまい、全員が同じように読んでいるということを前提条件として引用などしなかったためかもしれません。今度はなるべく引用するようにしてみましたが、またわかりにくいところがあればご容赦下さい。
  • たかはー氏 - 2009.02.28 18:49

    法治国家とか法律では認められないとはいっても、

    所詮、人を殺めても反省して模範となれば10数

    年で塀の中から出てこられる国家です。

    法律で不法入国者を阻止することは安全の為に必

    要なのですが、日本で働ける権利を有する法律も

    今後必要になるのではないでしょうか。税を納め

    て国を支えることができるのであれば、国という

    チームとして認めざるをえないでしょう。

    今回の親子の問題は、現在の法律では親の国外退

    去は当然でしょうし、同情論とも相容れないと思

    います。

    ただ、法律、法律という人間にとって法律とはな

    んなのか考え直した方がいい。法律はなんなのだ?

    腐敗した官僚や政治家が国から血税を搾取する為

    の手段としてあるのか?

    日本を支える国民のためにあるのであって、同じ

    く日本を支えることが出来る外国の人も参加でき

    る法律は必要になるでしょう。今後税金を納める

    力のない日本国民が増えてきたらこの役割を担う

    人は必要になるはず。

    日本は意見をぶつけることの出来る国で良かった

    と思うし、これらの意見が良い方向に行けばいい。
  • きむらしのぶさんのレスを読み。 - 2009.02.28 15:53

    不法入国しても、子供を産み学校に通わせていれば日本の法律は人権の名の下に破っても良いと判断する人がいる事実を考えると、私達日本人の権利を守る為に何をしたら良いか?

    怪しい外国人がいたり、言葉があやふやな外国人が働いていたら、「入管や警察に通報」するしか日本の法律を守れませんね。
  • 法治国家 - 2009.02.28 14:18

    >きむらしのぶさん

    >法律、法律と言われる人がいますが、そんなもの人間が決めたルールの一つに過ぎず、実際に手続きをしてみると、やむにやまれぬ事情があれば

    他人の名義で不法入国することから始まって違法を長年に渡って働いた悪質な人物の「やむにやまれぬ事情」を考慮する必要は感じません。
    同じ事を日本人が他国で働いたとしたら、その国の法律にのっとって処理されればそれで良いのです。

    「わいろ」を渡せばなんとでもなる国の人には理解できないでしょうが、これがまともな国なのです。
  • のり子さんには頑張って欲しい - 2009.02.28 13:45

    http://mainichi.jp/area/saitama/news/20090228ddlk11040317000c.html

    元東京入国管理局長の坂中英徳氏は、一家に在留特別許可が出ないことについて、「判決が最高裁で確定している。行政は司法の判断に従わざるを得ない」と言っておられます。
    「入国管理局での手続き」を経験されまくった方のご意見です。

    カルデロン一家に同情的な報道を続けているマスコミも、少し方向性を変えてきているようです。

    不法滞在者の子供を支援するNPO法人の理事長の「両親は一度帰国し、再入国した方が彼女の将来のためにもなる」という意見が紹介されています。

    強制退去で帰国すると通常は5年間再入国できないが、人道上の観点から1年ほどで再入国できることもあるという実状も紹介されています。

    マスコミもさすがにこれ以上の引き延ばしは無理とみて、「落としどころ」を提示するようになっているのではないでしょうか。

    のり子さんのご両親は、これ以上娘を「さらしもの」にするのではなく、「落としどころ」を探るべきです。

    制限速度の1km/h程度でいちいち検挙されてちゃ確かに困ります。
    ですが、それを放置してきた結果、50km/h制限の道でも80km/h以上で走り抜ける車が多数いるのが日本の現状だと思うのですが。
    全部は無理としても、悪質な違反については積極的に取り締まって欲しいものです。

    のり子さんの両親は二人とも「不法残留」の罪で逮捕されました。不法残留には「3年以下の懲役若しくは禁錮若しくは300万円以下の罰金」(もしくは両方)という罰則が規定されています。
    1km/hオーバー程度の違反といえるでしょうか?

    >自分で親を選んで生まれたわけではない子供が
    >教育を受ける事に何の問題があるのでしょうか。

    のり子さんが日本で学び続ける選択肢はいくつもあります。日本国はその可能性を閉ざしてはいません。

    >会社で働いていたのなら、この人たちは税金を納めているでしょう。

    在留資格が無いのなら、日本で働くこと自体が犯罪です(雇う側も犯罪です)。

    日本がくだした強制退去という措置について、諸外国になんら恥じることはありません。
    これで日本人に危害を加えてくるような国に対して譲歩するなんて、それこそ人権の危機です。
  • 高場 - 2009.02.28 13:23

    一つの実存を皮切りに第二第三のフィリピン一家が続々と永遠に出てきます。日本国の曖昧さは数年後は大変な事態を呼びそうで心配です。ここでまた延ばしたら隠れ不法滞在ももう一押しでますます元気を出し何事も一丸になって運動すれば通るという事を知るでしょう。彼等には「日本でうまく捕まらなくて上手にいける方法」のマニュアルに沿ってメディアを利用しています。外国人にとって楽園とは日本は居座れば見捨ててはいない、上に何かが付く位お人よしだから。人権問題になると思って表には出しませんが、苦々しく、不愉快な思いも我慢している事を知ってください。
  • なぜ犯罪が許されるどころか同情されるのか - 2009.02.28 13:08

    不法は不法、罪は罪。
    情に流されて許していたら法の存在意義がなくなるのでは?
    情が介入してよい方向へ解決するとは思えない。
    たとえ人が作ったものであろうとも、それを守ってこそ社会が動くというもの。
    労働の問題やいろいろあるかもしれないが、他国民を率先して援助するより、まずは自国民(日本人)の権利を守りましょうよ。
    国際化するのと、日本人失業者が街にあふれ外国人労働者が主権を握るのとは違う。
    他国民を受け入れるなら、まずは日本という国をしっかりさせなければならない。
    日本はなんでもはいはいお人よしだから、人権ということばに踊らされすぎだと思います。

    政治にしてもおかしな連中ばかりだし、他国民には甘く自国民に厳しすぎる。
    犯罪者は犯罪者です、してはいけないことです、他のすべての先進国へ不法滞在しても許されるんですかね?
  • かと - 2009.02.28 12:58

    >自分の勝手な動機で他人を殺すような人だって僕たちの税金でご飯を食べているんですよ。
    話がぶっ飛びすぎて意味がわかりませんよ
    >自分で親を選んで生まれたわけではない子供が
    >教育を受ける事に何の問題があるのでしょうか。
    ちなみにのり子ちゃんはフィリピンに帰ったって教育は受けられますよ。
    フィリピンを何だと思ってるんですか。

    また、法相は日本居住者の適切な保護者を探すなら
    のり子さんには特別な在留許可を出すと言っています。
    のり子さんには日本国籍を持つ叔母さんが居ますし
    大変な数の支援者達が居るんですよ。
    のり子さんの学業が終わるまでサポートしてあげればいいんじゃないですか。
    親元離れて一人で勉強する子は日本人にもいくらでも居ますが
    それすら人権侵害?
  • 鉄マニ - 2009.02.28 12:24

    あのぉ。問題外としか思えないのですが。
    少なくとも日本は法治国家。法にしたがってというただそれだけの事ではないのですか?
     それをどう処断するかを決めるのは「法によって定められた」プロであって、一般民衆ではなく、ましてや特定一個人もしくは団体やマスコミが決めるとか、そのために圧力をかけるなどということはあってはならないし、許される事ではない。あくまでも「勘案」されるべき事が存在するかどうか、または勘案すべきかを決めるのはプロが決める事。それが日本の制度。
     もしそれが問題だと主張するのなら法や制度を変えればいい。ただそれだけなんじゃないですか?それが法治国家と言うものではないのですか?
     さらに他国からどうのと言うのは明らかな内政干渉。やはりこっちの件も問題外ですね。
     かわいそうだとかそういうことを考えること自体問題の解決にはならない(かわいそうだとか知らなかったといえば何でも無罪にできますか?)。人権とかそういうこととは完全に別次元の話であることを忘れてはいけないと思う(国外退去。じゃあ、どうしようか、と言うのが筋のはず)。
  • horse - 2009.02.28 10:56

    不法滞在に対しては法で対処するのが法治国家である。かわいそうだと人情に訴えるのは筋違い。そもそもが犯罪から発したこと。
    何を馬鹿なことをマスコミはいつまでもやっているのか。

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