PStartで目的のソフトを一発起動USBメモリーにソフトを入れた場合、それをどうやって起動するかというのは意外と面倒な問題です。ショートカットを作ってまとめていても、PC環境によってUSBメモリーがマウントされるドライブレターは変わってしまうので完全ではありません。結局ソフトが入っているフォルダを開いて直接ダブルクリックすることになります。 USBメモリーに組み込んだソフトが増えてくると、目的のソフトを探すのにいちいち手間がかかってとても面倒に感じるようになってきます。これを解決してくれるのが、ランチャーソフト。ここでは、「PStart」というフリーソフトを使います。ソフトを登録しておいて簡単に起動することができるようになります。 PStart PStartのインストールPStartは英語のソフトなので、USBメモリーにインストールする前にあらかじめ日本語化しておく必要があります。
ダウンロードした日本語化ファイルを解凍してできたパッチファイルを実行するとインストーラ自体を日本語化してくれます。
PStartの日本語化が完了したら、(インストーラーは外見はそのままですが、英語版から日本語版に変わっています)インストーラーを実行します。
PStartを使ってみようPStartにソフトを登録するときは、登録したいソフトの「実行ファイル」をPStartの[項目]タブに直接ドラグ&ドロップ、これだけです。
ただし、UnplugDrive Portableに関しては、ランチャーから実行するのに注意が必要な点があります。USBメモリーを停止するときには、事前にUSBメモリーから実行しているソフトをすべて終了していなくてはなりません。 そのため、「停止」の前にPStartも終了させる必要があります。そこで、PStart上でアンプラグドライブ・ポータブルのプロパティを変更して「停止」直前に確認画面が表示されるように設定します。
さらに、PStartでは起動時や終了時に任意のアプリケーションを実行させることができます。この機能を使えばPStartを終了させる時に自動的にUnplugDrive Portableを起動させてUSBメモリーを停止させることも可能です。
もしPStartの実行時に特定のソフトを自動的に起動するようにしたければ、[拡張]タブ-[自動実行]-[起動時]と設定することで可能です。 USBメモリー接続時にPStartを立ち上げるさらに使い易くするために、USBメモリーを接続した際に立ち上がるWindowsのメニューにPStartを追加しておきましょう。USBメモリー挿入時に自動実行される設定ファイル「Autorun.inf」に数行書き込むだけです。既にUSBメモリー内にはUnplugDrive Portableの使用している「Autorun.inf」ファイルがあるはずですので、このファイルを編集することにします。メモ帳などで「Autorun.inf」を開いて以下のように変更してください。
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↑ 使い勝手をアップする基本カスタマイズ
↑ UnplugDrive Portableで簡単停止
→ PStartで目的のソフトを一発起動
↓ USBメモリーのアイコンを変更
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