▽広島県立から移管、5診療科95病床は維持
広島県立神石三和病院の移管先として四月に誕生する神石高原町立病院が常勤医師五人でスタートすることが二十七日決まった。町がこの日、病院開設の許可を県福山地域保健所(福山市三吉町)に申請したことなどから明らかになった。
町や申請書などによると、町立病院の常勤医師は県立時代から一人減って五人になる。県立時代の勤務医四人がそのまま残る一方、一人は町などの要請を受けて県から派遣された医師という。
診療科は内科、外科、整形外科、眼科、リハビリテーション科の五科を維持。病床数も九十五床と変わらない。看護師・准看護師は六十六人から三十六人に減るが、食事などの介助をする看護補助者を合わせ五十九人で対応する。(与倉康広)
|