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「延命中止」、数十例か 救急医学会調査

 日本救急医学会が2007年11月に作成した終末期医療ガイドラインを、約90人の医師が実際の患者に適用していたことが27日、同学会のアンケートで分かった。うち数十例は実際に延命治療を中止したとみられる。回復の見込みがない終末期の患者の扱いについて国が明確な指針を示せずにいる中、医療現場で徐々に延命中止に踏み切る動きが広がりつつある実態が明らかになった。

 同学会の指針は終末期医療について、本人の事前の意思表示や家族の意思を尊重しつつ、医療チームや倫理委員会などの協議を経ることなどを延命治療中止の条件と規定。中止方法として呼吸器取り外しや栄養補給の中止などを挙げている。(27日 16:00)

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