民間調査会社の帝国データバンク水戸支店は26日、笠間市金井ののパチンコホール経営「キハラ企画」(資本金3000万円、鈴木寅哲代表)と関連会社の南康社(同1000万円)が東京地裁に民事再生法の適用を申請し、保全命令を受けたと発表した。負債総額は2社合わせて28億円。
同支店によると、キハラ企画は87年創業。「SHOGUN」の店舗名などで同市内や千葉県内で3店舗を運営し、06年4月期には年収入額161億2000万円を計上。業務拡大に伴い負担が膨らみ、資金繰りが悪化していた。【八田浩輔】
毎日新聞 2009年2月28日 地方版