2009年2月28日 10時6分更新
3月1日から春の全国火災予防運動が始まるのを前に、新見市では、地元で防火活動に取り組んでいる女性が一日消防署長を務め、老人ホームの査察などを行いました。
新見市消防本部の一日消防署長を務めたのは、地元で防火活動に取り組んでいる女性グループの代表の平川二美子さんです。
消防本部を訪れた平川さんは、一日消防署長の委嘱状を受けとったあと、署員に対し、「市民の生命や財産を守るという消防の任務を遂行してください」と訓示しました。
このあと消防署員といっしょに市内にある特別養護老人ホーム訪れて査察を行い、防火設備がきちんと備えられているかなどを確認していました。
そして、老人ホームに通っているお年寄りに、自宅に住宅用の火災報知機があるかなどをたずね、家庭での火の扱いに気をつけるよう呼びかけていました。
平川さんは「家族といっしょに住んでいるお年寄りも、昼間は家に1人だけでいるケースが多いので、火の扱いには十分に注意してもらいたい」と話していました。