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2009年2月27日(金) 19:20 |
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岡山県の景気動向は「悪化」
地方景気の悪化はデータにも表れています。 日本銀行岡山支店は、岡山県内の景気が悪化しているとまとめ、先行きはアジアなど工業製品の輸出先が回復するかどうかにかかっていると分析しました。
日銀岡山支店がまとめた今月の県内景気は「悪化」でした。 特に製造業の落ち込みは深刻です。 27日のデータを天気に例えると、自動車と鉄鋼は土砂降り、石油・化学は雨、造船のみが快晴というのが岡山県の状況です。 水島コンビナートは、輸出先の8割をアジアやロシアなどが占めていて、そうした国の不況が水島の不況の原因となっていて、水島の落ち込みが県内全体の景気にも悪影響を与えているとしています。 27日の発表では、個人消費が一段と落ち込んでいるほか、有効求人倍率が1倍を割り込むなど、明るい指標はほとんど無く、景気悪化はさらに深刻な状態だという印象を強くしています。
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