みんなが病みつきになる癒やしグッズの伝道師
荷物を送る際にクッション材として使う「プチプチ」。つぶし始めたら、つい夢中になって時間がたつのを忘れていた、なんて経験はありませんか？ その製造・販売を手掛ける川上産業株式会社に「プチプチ文化研究所」なるものがあると聞き、所長の杉山さんを訪ねてきました。
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この方こそ、誰もが知っているプチプチを文化として広めた杉山さんです！
「一般のお客様にプチプチ（R）のニーズが急増したのは2000年ごろ。ちょうどネットオークションブームで、個人の方からの問い合わせが増えていたんです。でも、当時あったのは業務用だけ。それで、一般のお客様向けのオリジナル新商品を企画するようになりました」と話すのは、プチプチ文化研究所の所長として、プチプチ（R）の広報活動や商品開発を手掛ける杉山さん。
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ハート形プチプチは発表するやいなや、「ラッピングに最高！」と女性を中心に大人気に！
中でも、女性に人気のハート形プチプチは2年の開発期間を経て出来た商品です。
「ハート形って、上下2カ所に角があるでしょう。その角の強度が弱くなって空気が漏れやすいんです。作りやすさを優先するとかわいくないハート形になってしまう。完成まで、予想以上に苦戦しましたね」 -
ウエディングドレスのほか、プチプチ（R）で洋服を作ってファッションショーを開催したこともあるというから驚き！
オフィスの片隅には、ひときわ目立つウエディングドレスが！ もしかしてこれって…？ 「はい、プチプチドレスです。かわいいでしょ？ 当社の社員のお手製なんですよ。プチプチ（R）は工業製品なのに、誰もが知っていて親しみを感じる、そこが魅力なんです」