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2009/02/28

日本の首相はバカではない、かも知れない

飲んで死にますか やめて生きますか―アルコール依存症ものがたり 飲んで死にますか やめて生きますか―アルコール依存症ものがたり
価格:¥ 1,995(税込)
発売日:2003-10

読売新聞がCIAの手羽先だから、越前屋が悪代官、とかいう噂がマスコミまで占領して大騒ぎになっているんだが、ネットの時代は怖いですね。物事、事実であるかどうかなんざ、どうでもいいわけで、人間はイメージで動くものです。ところが、ここで「真犯人は
ゼーリック世銀総裁ではないか? という説が出ているわけだ。わんわんらっぱーサイトさんちなんだが、




 中川前財務大臣の泥酔G7記者会見が問題になっています。財務省国際局局長玉木林太郎や読売新聞経済部越前谷知子記者との会合よりも、その前に行われたロバート・ゼーリック世銀総裁との会談に注目すべきです。竹中平蔵はゼーリックの操り人形です。竹中平蔵がしゃべっている時は、ゼーリックがしゃべっているのと同じなのです。ゼーリック通商代表(当時)はいわゆるゼーリック書簡(竹中平蔵命令書)を通じて郵政民営化への指導を行なっています。木内実氏による平成17年6月7日の郵政民営化特別委員会答弁によりますと、郵政民営化準備室はアメリカの政府、民間関係者と十七回面談しているそうです。

 いくらなんでもコードネーム・ボタムこと正力松太郎創設のCIA機関紙「読売新聞」記者や財務省要人が現職財務大臣に直接解るように何かするわけないでしょう。その前のゼーリックの会談で中川氏が何を口にしたのか解明すべきです。だって、相手が「Mr.ギブミー郵貯・簡保マネー」のゼーリックですよ。怪しいと思わない方が怪しいです(^-^;
まぁ、どっちでも大差ないです。共同正犯てヤツだ。ところで、何でアル中が潰されたかなんだが、アメリカに貢ぐべきカネをIMFに全額献上してしまったから、意趣返しだという説が有力で、日本の大臣はアメリカの意に添わない事をやるとこうやって潰されます、という典型なんだがね。で、わんわんらっぱーさんは「国会議員は多ければ多いほどいい。それだけアメリカが工作しにくくなる」というんだが、まさに慧眼です。「一院制にしろ」とか「議員定数大幅削減」とか口にするヤツの真意というのが読めるというもんだ。

で、潰されたはずの中川(アル中)なんだが、ネットでは相変わらず人気者です。切込隊長さんちなんだが、絶賛です。

 酩酊会見がゲーム化されるなど、世界に感動の嵐を巻き起こした中川(酒)大臣であるが、辞任に追い込まれてから一兆数千億円規模の日銀砲に匹敵する通貨安を呼び込んだり、辞任後米株は下落してんのにたいした年金出動もなしに株価が超絶維持されるなど「これが本来の中川の力だったのか」と思わせます。

 取り上げるまでもなくロイターがアホ記事書いて日本売りとか書いてるけど、不人気内閣の酩酊大臣の辞表一枚でこれだけ強烈な経済対策ができるというのは驚きです。それ以上に、対日関係強化をアピールしにヒラリーが来てたこととか、麻生首相が昼食会キャンセルされても訪米強行したとか面白事例があっても中川さんのあの会見を超えることはできない。凄いことです。

中川(アル中)辞任以来、円がドカドカ下がってるわけだ。円高でヒイヒイ言ってたのが嘘みたいで、しかも隊長が書いてるように「理由がない」わけです。来るべき超絶ドル安というか、ドル崩壊に備えての「仕込み」なのではないかという気もしないでもないんだが、このまま3月を越えられれば輸出企業の決算数字にもアレかも知れないとか、色々と事情があるんだろう。中長期的には、円安ドル高を予測している人は誰もいないです。フフフの福田首相辞任もそうだったが、日本の政治家は自縛テロがお得意なようでw アメリカが景気悪くなると、日本も悪くなる、むしろ、アメリカがくしゃみをすると日本が風邪を引く、とまで言われるんだが、むしろ、それを利用して逃げている、という風情もあるわけだ。アメリカが不景気な時に日本が好景気だと、妬まれ、たかられる。それには何度も懲りているので、アメリカが不景気になると、必要以上に「不景気」ぶってるわけです。貧乏人がカネ借りに来たら、こっちもカネがないフリしないと損します。まぁ、おいらが貧乏なのは本当ですが。で、コメント欄では、中川(アル中)の破壊力は偉大なので外交に使うべし、という人もいます。
ナカガワくんを特使にだすと世界中に伝えれば、ライス女子より恐れられると思う。北挑戦を解決できるのもナカガワくんだな。外人は、何を考えているかわからないというのを、一番恐れる。なんか日本人側は、恥だと思っているかもしれないけど、世界中が固まったんだよ。日本はヤバイ。円はダメだとね。笑。とりあえず、選挙地盤は娘にゆずって、ナカガワくんは参議院に変える方向で、ガンガン、海外に自主的にもいくといい。それをネットで中継してくれ。
少なくともネットでは大人気なので、アル中大臣、頑張ってください。おいらも応援してます。で、

382 :名無しさん@3周年:2009/02/28(土) 02:30:32 ID:9qpKp8UK
なんかみなさん時系列をないまぜにして話をしてないですか?
「世界金融危機」と日本のとった行動とを時系列に並べてみると、

18年、安倍政権から金融機関に監査に入りサブプライムへの融資を止める。
金融特命相渡辺喜美が担当。誰も感謝していないがおかげで日本は直撃を免れる。
安倍は国会で給油問題・新テロ特措法を捌けず。
19年7月、参院選で自民大敗、民主党が過半数を得る。
朝日・毎日主導での安倍に対する人格攻撃が激しくなる。
19年9月末、APEC後に安倍は突然辞任。
19年9月、福田康夫は最初から「背水の陣内閣」と自認。
世界的な原油高・資源高で日本でも国民生活が圧迫され、民主党が支持を広げる。
10月末、大連立失敗で小沢泣くも民主党結束。
11月、旧テロ特措法期限切れ。道路予算一般財源化で道路族抵抗。
20年1月、新テロ特措法が成立、給油活動再開。台湾民進党大敗。
2月~3月、民主党、日銀総裁に不同意。円高で$=100円。資源続騰。李民博・馬英九就任。
春~夏、メタミドホス餃子事件・上海株続落・チベット弾圧
7~8月、聖火リレー・洞爺湖サミット・北京オリンピック・露がグルジア侵攻。
20年9月1日、昼行灯福田が突如辞任。

このスレではずっと清和会が主導権争いで抵抗しているかのように言われているけど、こうやって振り返って見ると小泉政権以降の清和会は(派閥から逮捕者を出さぬよう)ソフトランディングを目指し退却を続けてるように見える。
日本は18年安倍政権からサブプライムが破綻することを念頭においた行動を続けている。
いろいろ言われるが福田が「私にはわかっている」と言ったのはアメリカの経済破綻のことじゃないのかな。
確かにそれは同盟国の首相が辞任会見で口にしてはいけないことだ。
清和会は退却中である、という見方なんだが、まぁ、自民党内部でなるべく穏健に、外資族を排除して「日本を取り戻そう」という動きが見られる事は確かだ。身内から逮捕者出すというのもみっともない話なので、捕まる前に「引退」させるとか、色々と手口があるわけだ。日本的解決法だな。これが大陸だと、逮捕されて死刑判決で坊主になって特赦とか、中学生がバイブル片手にオトナをいじめたりするんだが、日本人のやり方というのは、派手じゃないわけだ。でも、
安倍政権からサブプライムが破綻は予期していた、と。判っていても、口に出せないわけだ。今も同じです。いくら頑張っても、あんた、もうダメだよ、死ぬよ、とは言えないw おいらは同盟国の首相じゃないから言うけどね。

コメント

http://dandyroads2.blog95.fc2.com/blog-entry-67.html

さんちの記事の中に引用されてたものが別のサイトに貼り付けてあったんだけど、2008年7月22日 中央公論の

緊急提言・「改革のための改革」を止めよ 日本経済復活のための13の政策=中川昭一(その2)

に以下の様な一節があるそうです。

いやぁポマード頭の龍ちゃんの一件が思い出されます。こりゃ米国ににらまれるわけだ。だれが実行犯としてもったかは知らないけれど、新聞のえげつない追い込み記事見ても、おいらてきには「中川(酒)=名誉の負傷兵」で決定です。”戦死”じゃないんだから、充電がすんだら今後もがんばっていただきたいものですね。

(引用)
 しかし、外貨準備の資産の裏には一〇三兆円に及ぶ負債があり、ハイリスク・ハイリターンを狙うばかりでもいけない。また、資産の中味を入れ替えれば、巨額な米国債の売却となってドル安や米国債の暴落を招きかねない。そこで、政府系ファンドは、外貨準備の運用益部分を原資として始めるのがよい。
 
 せっかく政府系のファンドを創設するからには、そもそも民間ファンドが投資しにくい分野に戦略的に投資することを狙わなければならない。毎年の外貨準備運用益(年四兆円)を政府系ファンドに繰り入れ、それをインテレクチュアル・ファンドとして、後述する今後の日本経済を支える戦略的な技術・知財開発や研究者育成などの投資に充てていく。これこそが、今まで日本人が汗水流して貯めてきた世界第二位の外貨準備の働かせ方としては相応しく、アメリカに義理立てして米国債を持ち続ける以外ないと思い込むよりはるかに良いやり方だ。
(引用終わり)

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