国家権力、常に正しいわけでない 長野県知事、不快感あらわ準大手ゼネコン西松建設から長野県の村井仁知事周辺への現金提供疑惑で、村井知事は27日夜、「国家権力が常に正しいわけではない」と不快感をあらわにした。 疑惑に関し東京地検特捜部から聴取を受けた知事側近の県総務部参事右近謙一さん(59)が、24日に自殺。知事は長野市での右近氏の告別式出席後に、報道陣の質問に答えた。 村井知事は元自民党衆院議員で、第1次小泉内閣では国家公安委員長を務めた。国家公安委員会は警察庁を管理する組織。 村井知事は「お互いに気を付けたお金のかかわり合いで疑われ、残念だ」と心境を吐露。知事周辺への現金提供の有無を繰り返し問う報道陣に「わたしに何ができるのか。検察がしっかり捜査をするほかないのでは」といら立ちをみせた。 【共同通信】
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