外部人材で不登校対策
公明新聞:2009年2月27日
児童養護施設職員の専門能力高めよ
都議会で大松議員
質問する大松議員=26日 都議会
26日の東京都議会第1回定例会で、公明党の大松成議員が一般質問に立った。大松議員は児童養護施設の子どものケアに関する課題が多様化していることを指摘し、「職員が専門的能力を身に付けられるよう支援すべきだ」と主張。安藤立美福祉保健局長は、専門的な人材育成のため2009年度から新たな研修カリキュラムの開発に着手すると述べた。
また、大松議員は、不登校の小中学生が増加していることを指摘し、「教員志望の学生などを活用し、多面的にアプローチするべきだ」と強調。
大原正行教育長は、09年度から教員志望の学生など多様な外部人材を活用した登校支援を実施する意向を示した。
さらに大松議員が、中学校の部活動顧問教諭の不足を訴えたのに対し、大原教育長は「09年度から外部指導員の導入経費の2分の1を区市町村に補助する」と答えた。
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