岡山放送局

2009年2月27日 14時21分更新

「店のマッチ箱」展示会


昭和の時代に、旅館や飲食店などが広告代わりに店に置いていたマッチ箱を集めた展示会が鏡野町で開かれています。

この展示会は、鏡野町奥津にある奥津歴史資料館が開いたもので、会場には、平成10年に亡くなった旧奥津町の日笠大二・元町長が集めていたマッチ箱が展示されています。

そのほとんどは元町長が、昭和20年代から昭和50年代にかけて旅館や飲食店などで集めたもので、およそ1000箱分がスクラップブック5冊がはり付けられています。

このうち、鏡野町や奥津温泉の旅館や飲食店のマッチ箱には、温泉街をPRするため店の名前や電話番号のほかに、足踏み洗濯の様子を描いたイラストや奥津小唄の歌詞がかかれています。

中には版画家の棟方志功が描いた鯉の絵などを図柄にした旅館のマッチもあって、訪れる人の目を楽しませています。

この展示会は、来月末まで鏡野町奥津の奥津歴史資料館で開かれています。