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	弥生時代のユニークな土器出土
	ＷＴＣ府市で４０億の引越し費用押しつけあい
	障害者郵便悪用事件　女社長、大麻も使用か
	「指示聞き違えが原因」　エアカナダ機誤進入で報告書
	ノーベル賞の益川教授らに京都府特別栄誉賞
	２人強盗殺人の男に死刑判決
	障害者団体に「名義貸し」依頼　郵便悪用の広告業者
	宝塚市長の辞職　決議
	琵琶湖のバラバラ殺人に懸賞金
	近畿の求人倍率　５年ぶり０．７倍切る
	大阪・わいせつＤＶＤ販売で店の経営者2人を逮捕

最終更新日時：2009年2月27日 19:26

弥生時代のユニークな土器出土

出土した土器

京都府与謝野町の遺跡から弥生時代前期に作られたとみられる人の顔の土器が見つかりました。
高さ８．５センチ、手の平に乗るくらいの大きさで、目と口は線で表現されています。また、両耳には耳飾りをつけるためとみられる穴が空いているほか、頭の上から後頭部にかけて髷のような膨らみがあります。首より下は欠けていて、壷などの一部ではないかとみられています。この土器は京都府与謝野町の温江遺跡から見つかったもので弥生人をモデルにしたとみられますが、ウルトラマンやビリケンさんにも似ています。弥生時代の人の顔をした土器の発見は全国でも１０点ほどと珍しく、与謝野町立古墳公園はにわ資料館で来月１５日まで公開されています。

( 2009/02/27 19:11 更新)

ＷＴＣ府市で４０億の引越し費用押しつけあい

大阪府の橋下知事が意欲を見せるＷＴＣへの府庁移転ですが、大阪市の関連部局の退去費用をめぐり、火種が持ち上がっています。府の負担を求める市に対し、橋下知事は「払うつもりはない」との姿勢を見せましたが、今後、双方で調整していくことになりました。橋下知事は27日の府議会で、「府が負担すべきではないが意見の一致が見られていないため早急に調整する」と述べ、府庁のＷＴＣへの移転が決まった場合、現在入居している大阪市の関連部局が出て行く費用は負担しないとの方針を示しました。１００億円あまりの売却額とは別に、市の引越し費用は、約４０億円かかるとされていて、どちらが負担するかが問題となっていました。これに対し、平松大阪市長は「府に負担してもらいたいが調整の余地はある」と話しています。橋下知事は、調整は可能で、来月１８日ごろまでに結論を出すとしていますが、結果次第では、それぞれの議会の反発も予想され、府庁移転への障害ともなりそうです。

( 2009/02/27 19:11 更新)

障害者郵便悪用事件　女社長、大麻も使用か

家宅捜索の最中、注射器が

マンションの３８階から降ってきた大量の注射器。障害者団体用の郵便割引制度を悪用したとして逮捕された広告会社社長の女が、大麻や覚せい剤を使用していた疑いが強い事が分かりました。女は大阪地検特捜部が自宅に踏み込んできた事で「やばいと思って注射器を投げ捨てた」と話しています。地面に散らばった大量の注射器。２６日、逮捕された大阪の広告会社「新生企業」の社長宇田敏代容疑者（５３）のマンションから「降ってきた」のです。大阪地検の係官が家宅捜索のため、宇田容疑者の部屋に入った直後のことで、３８階の部屋からは大麻とみられる葉や樹脂、注射器が見つかりました。宇田容疑者は「係官が自宅に来てやばいと思って投げ捨てた」などと話しているということで、特捜部は、日常的に使用していた疑いが強いとみていて、警察に鑑定を依頼しています。障害者団体しか使えない郵便割引制度を悪用して正規料金との差額およそ６億５０００万円を免れたとされる新生企業。障害者団体から名義を借りていましたが、その際、「免れた郵便代の利ざやを分ける」と持ちかけていました。吹田の障害者団体の代理人弁護士は「１通０．４円を（施設への）寄付としてお願いしたいと、これは新手の寄付なのですと」と話しています。特捜部は、名義を貸した障害者団体を捜索し、金の流れを調べると共に、宇田容疑者らの不正を知りつつ、利ざやの分け前を目当てに名義を貸した団体がなかったか、捜査しています。

( 2009/02/27 19:11 更新)

「指示聞き違えが原因」　エアカナダ機誤進入で報告書

報告書は、交信のやりとりも十分確認するよう指摘

おととし、関西空港でエアカナダの出発機が誤って滑走路に進入し、日航機が着陸を寸前に中止したトラブルで、運輸安全委員会は「管制官の指示を、カナダ機が聞き間違えたのが原因」とする報告書を公表しました。このトラブルはおととし１０月、関西空港でエアカナダの出発機が誤って滑走路に進入し、日航機が急きょ、着陸を中止する事態になったものです。運輸安全委員会は報告書で、「管制官が『滑走路の手前で待機』と指示したのに、エアカナダ機が『滑走路に入って待機』と聞き間違えたのが原因」と推定しました。一方で、報告書は「カナダ機が指示を復唱した際、その誤りに管制官も気づかなかった」として、交信のやりとりを十分確認するよう指摘しています。

( 2009/02/27 14:17 更新)

ノーベル賞の益川教授らに京都府特別栄誉賞

益川教授らは京都府民としての栄誉を味わっていた

ノーベル物理学賞を受賞した京都産業大学の益川敏英教授と高エネルギー加速器研究機構の小林誠特別栄誉教授が、「京都府特別栄誉賞」を受賞しました。京都府特別栄誉賞は、特別な業績によって京都府の名誉を世界的に高めた人に贈られるもので、２人はノーベル物理学賞を受賞した論文が、京都大学の助手時代に書いたことが今回の受賞理由となりました。益川教授は「京都という名前が冠されている賞を頂くと、こりゃ大変だなぁと、京都は『どこどこで何々するもんどす～』という知識がないとダメ。これを機会に、そういう知識でも仕入れていくか」と受賞の喜びを話していました。受賞後２人は、裏千家の家元・千宗室さんのお茶をいただき、京都府民としての栄誉を味わっていました。

( 2009/02/27 14:13 更新)

２人強盗殺人の男に死刑判決

「２人の若者の命を奪った犯行に酌量の余地はなし」と断罪

去年２月、大阪・梅田で会社員の男性を殺害し、９年前にも中国人留学生を殺害するなど２つの強盗殺人などの罪に問われていた男に対し、大阪地方裁判所は求刑通り、死刑を言い渡しました。大阪市の加賀山領治被告（５９）は去年２月、大阪・梅田の「ＤＤハウス」のトイレで、金を奪おうとして会社員の森永彰さん（当時３０）を刃物で刺し、殺害したとされます。また９年前には、大阪市中央区の路上で中国人留学生・韓頴さん（当時２４）のバッグを奪った上、ナイフで刺して殺害したとして、２件の強盗殺人などの罪に問われていました。２７日の判決で、大阪地裁の細井正弘裁判長は、「いずれの事件も被害者の人体の枢要部を少なくとも２回、力をこめて刺している。犯行は残虐で殺意は明確」としました。その上で、「落ち度のない２人の若者の命を無残に奪い去った犯行に酌量の余地はない」として、求刑通り死刑を言い渡しました。

( 2009/02/27 12:43 更新)

障害者団体に「名義貸し」依頼　郵便悪用の広告業者

逮捕された広告業者は、差額から６億５０００万円の利益を得た

障害者団体の郵便割引制度を悪用し、正規料金との差額を免れたとして逮捕された大阪の広告業者が、障害者団体に対し「利ざやを寄付する」と誘って名義貸しを頼んでいたことが分かりました。この事件は、大阪の広告会社・新生企業の社長らが、障害者団体しか使えない郵便割引制度を悪用してダイレクトメールを送り、正規料金との差額、約６億５０００万円を免れたとされるものです。新生企業は障害者団体から名義を借りて不正を働いていましたが、この際、「免れた郵便代の利ざやを分ける」と持ちかけていたことが分かりました。名義を貸した障害者団体の代理人は、「１通０．４円を、（施設への）寄付としてお願いしたいと申し出があった、これは新手の寄付なのですと」話しています。大阪地検特捜部は２７日朝、名義を貸した障害者団体を捜索し、金の流れを調べるとともに、新生企業の不正を認識しつつ、利ざやの分け前を目当てに名義を貸した団体がなかったかについても捜査します。

( 2009/02/27 12:35 更新)

宝塚市長の辞職　決議

宝塚市議会の冒頭で、阪上市長の辞職が決議された

宝塚市議会は市の霊園造成工事で便宜を図った見返りに、現金を受け取ったとして逮捕された宝塚市の阪上善秀市長の辞職に同意しました。２７日の宝塚市議会の本会議で、市長の阪上善秀容疑者（６１）の辞職が承認されました。阪上容疑者は就任直後の２００６年、市の霊園造成工事を特定の業者が受注できるよう依頼を受けた見返りに、コンサルタント会社社長から現金１００万円を受け取った収賄の疑いで逮捕されています。阪上容疑者は当初、容疑を否認していましたが、その後の調べで、現金の授受にわいろ性があったことを認めています。そして２６日、弁護士を通じて辞職願を提出していました。今後、宝塚市では４月中旬をめどに市長選挙が行われる見通しです。

( 2009/02/27 12:29 更新)

琵琶湖のバラバラ殺人に懸賞金

身元不明の被害者の似顔絵

去年５月、滋賀県の琵琶湖で切断された男性の足などが見つかった事件で、警察庁は、被害者の身元判明などにつながる情報の提供者に懸賞金を支払う制度を適用しました。この事件は去年５月、近江八幡市の琵琶湖の湖岸で、切断された成人男性の頭や足などが相次いで見つかったものです。遺体の首に絞められたような跡があったことから、滋賀県警は殺人と死体遺棄事件として捜査本部を設置、これまでに１５１件の情報が寄せられましたが、被害者の身元はわかっていません。このため、警察庁は被害者の身元不明としては初めて、この事件を有力な情報提供者に最高３００万円を支払う公的懸賞金制度を適用して、全国の警察にも２万枚の似顔絵入りのポスターを配り、情報提供を求めています。
情報提供は滋賀県警近江八幡警察署０７４８－３２－０１１０
または、フリーダイヤル０１２０－３２－００２７で受け付けています。

( 2009/02/27 12:26 更新)

近畿の求人倍率　５年ぶり０．７倍切る

完全失業率も４．７％と悪化

近畿の先月の有効求人倍率は、０・６８倍と５年ぶりに０．７倍を切りました。また完全失業率も４．７パーセントと悪化しています。厚生労働省の発表によりますと、職を求めている人に対する企業の求人を示す有効求人倍率は、近畿では０・６８倍と１１ヵ月連続して悪化しました。２００３年１１月以来、約５年ぶりに０・７倍を下回る低い水準です。一方、近畿地方の１月の完全失業率も４．７パーセントと、前の年の同じ月に比べて、０．４ポイント増えていて、全国の平均の４．１パーセントと比べても、依然大きな開きがあります。世界同時不況の中、去年の末に仕事を失った人が多いのに対し、求人の数が減っているのが悪化の原因と見られます。

( 2009/02/27 12:21 更新)

大阪・わいせつＤＶＤ販売で店の経営者2人を逮捕

小学生が映った児童ポルノを含むわいせつＤＶＤを販売していたとして、大阪・ミナミにある２つの店舗が摘発されました。
わいせつ図画販売目的所持の疑いで現行犯逮捕されたのは、ＤＶＤ店経営・鈴木宏容疑者（３３）と樋山芳博容疑者（３１）です。調べによりますと、鈴木容疑者は去年９月頃から、樋山容疑者はことし１月頃から大阪市中央区内の同じビルに店を構え、無修正のわいせつＤＶＤを販売していました。それぞれの店では、月に９０万円以上を稼いでいたということです。大阪府警が２店舗から押収したＤＶＤはおよそ１万２０００枚にのぼり、中には小学生の児童が映っているものもありました。調べに対し、２人とも「うちは全部裏です」と容疑を認めていて、大阪府警は仕入れルートの特定を進める方針です。

( 2009/02/27 11:34 更新)

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