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<大阪>「関西一の女相場師」を起訴 詐欺容疑で立件へ |
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(2/27 20:35)  |
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大阪府泉佐野市の主婦が多額の出資金を違法に集めたとして逮捕された事件で、主婦が投資でほとんど利益を上げておらず、集めた金をそのまま配当に回していたことがわかり、警察は詐欺容疑で立件する方針を固めました。
きょう起訴された岩田矩子被告(54)は、おととし4月から11月までに元本保証や高配当をうたい、4人からおよそ1700万円を預かった出資法違反の罪に問われています。岩田被告は捜査当局の調べに否認を続けているということですが、出資者らによると、「関西一の女相場師」との触れ込みでおよそ200人から28億円を集めたとみられています。出資者は、「私に任せてくれたら月5パーセントの配当と言ってた」「ペテン師、詐欺師」「どのぐらい多くの人を地獄に落としているか。それを実感させてやりたい」などと話しています。その後、関係者の話から岩田被告は今年1月、すでに破たん状態になっていたにも関わらず、およそ5000万円を集め、投資せずに逃走資金や配当に充てていたことがわかりました。また警察も運用に使われたとみられるパソコンの解析などから岩田被告が投資でほとんど利益をあげておらず、逮捕直前は自転車操業をしていた事実を把握しているということです。岩田被告は、「出資はちゃんと運用して皆さんに配当も払って元金もって思っていました。でも元金の支払いが殺到しこういう結果になりました」と取材に答えています。警察は岩田被告が当初から出資者をだまして金を集めていたとみて、詐欺容疑で立件する方針を固め、資金の詳細な流れなど詰めの捜査を進めています。
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