アメリカ海軍の原子力空母が27日朝、長崎県の佐世保に入港しました。
入港したのは、原子力空母「ジョン・C・ステニス」で、労働団体の船20隻あまりが海上で抗議行動を繰り広げる中、佐世保港に入リました。入港の目的は、乗組員の休養などと説明されています。
アメリカの原子力空母の佐世保入港は4年連続で、この2年間は半年に一度のペースで入港しています。
労働団体は、空母のたび重なる入港は中国をけん制するのが狙いで、東アジアの軍事的な緊張を高めるとして抗議しました。「ステニス」は、来月3日まで佐世保港に停泊する予定です。(27日11:45)