サイエンス

日本人宇宙飛行士

- Yahoo!ブックマークに登録

1992年、毛利衛さんが日本人初のスペースシャトルで宇宙へ。若田光一さん、山崎直子さんらが飛行予定。

ヘッドライン

Photo
若田さんはこんな実験も(読売新聞)

素朴な宇宙の疑問16件、若田さんが解明するぞ

 宇宙で目薬を上手に差す方法は−−? 宇宙航空研究開発機構は、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在する若田光一飛行士(45)が、宇宙で行う16件の面白実験の内容を26日発表した。(読売新聞)
[記事全文]

おもしろ宇宙実験 - 宇宙航空研究開発機構

◇当初、2月12日だったシャトル打ち上げは延期に
<若田光一さん>シャトル打ち上げ、3月12日を目標 - 毎日新聞(2月26日)

◇ISSでの長期滞在について
JAXA宇宙飛行士によるISS長期滞在 - 宇宙航空研究開発機構
実験・生活を支える内部のしくみ - 宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター

国際宇宙ステーション(ISS) - Yahoo!トピックス

※ここより下は、メディア関係者と読者が作るガイドコンテンツです。   表示方法: 標準全部

毛利衛

  • 1992年、日本人で初めてスペースシャトルに搭乗、宇宙へ
  • 所属:宇宙航空研究開発機構(JAXA) 有人宇宙環境利用ミッション本部 有人宇宙技術部 宇宙飛行士
  • 搭乗ミッション
    1992年9月12日〜9月20日:FMPT/STS-47ミッション〔ペイロードスペシャリスト(PS:搭乗科学技術者)として搭乗〕
    2000年2月12日〜2月23日:STS-99/SRTMミッション〔ミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)として搭乗〕

向井千秋

  • 1994年、アジア初の女性宇宙飛行士としてコロンビア号に搭乗、宇宙へ
  • 所属:宇宙航空研究開発機構(JAXA) 有人宇宙環境利用ミッション本部 有人宇宙技術部 宇宙飛行士
  • 搭乗ミッション
    1994年7月8日〜7月23日:IML-2/STS-65ミッション〔ペイロードスペシャリスト(PS:搭乗科学技術者)として搭乗〕
    1998年10月29日〜11月7日:STS-95ミッション〔ペイロードスペシャリスト(PS:搭乗科学技術者)として搭乗〕

若田光一

  • 2000年、日本人として初めてISS建設に参加。現在、ISS第18次長期滞在に向けて訓練中
  • 所属:宇宙航空研究開発機構(JAXA) 有人宇宙環境利用ミッション本部 有人宇宙技術部 宇宙飛行士
  • 搭乗ミッション
    1996年1月11日〜1月20日:STS-72ミッション〔ミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)として搭乗〕
    2000年10月11日〜10月12日:STS-92ミッション〔ミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)として搭乗〕
    第18次長期滞在(打上げ目標日:2009年2月12日(米国時間))

若田光一 宇宙ブログ - 宇宙飛行の素晴らしさや宇宙での仕事、ISSでの生活を紹介

土井隆雄

野口聡一

  • 2005年、STS-114ミッションににおいて日本人として初めてISSで船外活動を実施
  • 現在、2009年後半に予定されているISS第18次長期滞在クルーのバックアップクルーとして訓練中
  • 所属:宇宙航空研究開発機構(JAXA) 有人宇宙環境利用ミッション本部 有人宇宙技術部 宇宙飛行士
  • 搭乗ミッション
    2005年7月26日〜8月9日:STS-114ミッション〔ミッションスペシャリスト(MS:搭乗運用技術者)として搭乗〕

星出彰彦

スペースシャトル「ディスカバリー」船内で、国際宇宙ステーションとのドッキングに備える星出彰彦さん(2008年6月2日撮影)。(c)AFP/NASA VIDEO国際宇宙ステーション(ISS)に設置された日本実験棟「きぼう」の船内実験室で、作業を行う星出彰彦さん(2008年6月4日撮影)。(c)AFP/NASA VIDEO国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」から、福田康夫前首相らとビデオ交信する星出彰彦宇宙飛行士(右)とマーク・ケリー船長(左、2008年6月7日撮影)。(c)AFP/NASA VIDEO

山崎直子

  • 現在、2010年2月11日以降に搭乗予定のSTS-131(19A)ミッションに向けて訓練中。
  • 所属:宇宙航空研究開発機構(JAXA) 有人宇宙環境利用ミッション本部 有人宇宙技術部 宇宙飛行士
  • 搭乗ミッション
    STS-131(19A)ミッション(打上げ目標日:2010年2月11日以降(米国時間))
宇宙航空研究開発機構(JAXA)で記者会見する、2010年に打ち上げ予定の米スペースシャトル「アトランティス」に登場することが決まった宇宙飛行士の山崎直子さん(2008年11月11日撮影)。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO宇宙航空研究開発機構(JAXA)で記者会見する、2010年に打ち上げ予定の米スペースシャトル「アトランティス」に登場することが決まった宇宙飛行士の山崎直子さん(2008年11月11日撮影)。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO宇宙航空研究開発機構(JAXA)で記者会見する、2010年に打ち上げ予定の米スペースシャトル「アトランティス」に登場することが決まった宇宙飛行士の山崎直子さん(2008年11月11日撮影)。(c)AFP/Yoshikazu TSUNO

古川聡

  • ISS第22次/第23次長期滞在クルーのバックアップクルーに任命
  • ISS第18次長期滞在のクルーサポートアストロノート(搭乗者支援宇宙飛行士)に任命
  • ISS第28次/第29次長期滞在クルーのフライトエンジニアに任命される。
  • 所属:宇宙航空研究開発機構(JAXA)有人宇宙環境利用ミッション本部 有人宇宙技術部 宇宙飛行士
  • 搭乗ミッション
    2008年11月末現在、搭乗予定のミッションは無し。

日本人宇宙飛行士

氏名搭乗期間備考
秋山豊寛1990年12月2日
1990年12月10日
1990年当時のTBS社員であり、TBS宇宙プロジェクトの一環として宇宙ステーション「ミール」に滞在
日本国民として初の宇宙飛行・ソユーズ搭乗、世界初の商業宇宙飛行をおこなう

「日本人」初の宇宙へ行った宇宙飛行士

日本人として初めて宇宙へ行ったのは、TBS社員(当時)の秋山豊寛氏で1990年12月のことである。この宇宙への飛行は「乗客(ジャーナリスト)」としてであって、「宇宙飛行士」ではないとの指摘もある。しかし、秋山氏は旧ソ連の「コスモノーツ(宇宙飛行士)」資格を取得しており、宇宙飛行を経験した宇宙飛行士の国際団体である「宇宙探検家協会」の初の日本人会員でもある。したがって、「日本人」初の宇宙へ行った宇宙飛行士は同氏と言えそうである。
一方、日本国のミッションとして初めて宇宙へ行った宇宙飛行士は、スペースシャトルの「ペイロードスペシャリスト〔搭乗科学技術者〕」(当時)として1992年9月に宇宙飛行をした毛利衛氏であり、「日本」初の宇宙へ行った宇宙飛行士は同氏と言える。なお、毛利衛氏・向井千秋氏・土井隆雄氏の3氏が宇宙飛行士に選ばれたのは、秋山豊寛氏の宇宙飛行が決定するよりも前の1985年であった。

関連トピックス

▲関連情報の先頭へ