参議院議員 衛藤晟一氏
「先般、大分県の教育委員会の不祥事があったが、それ以前から、教育の改善を図るために教育委員を何度も入れ替えていた。しかし、かつて社会党出身者が知事になった余波で、今でも自治労、日教組、などの影響力が極めて強く、知事も妥協してしまい、一向に改善されない。明らかな違法行為でないと摘発しづらいのが現状だ。 提言案については、ご指摘の通り、教育基本法などが改正されても教材や現場レベルで骨抜きにされている。今、小中学校教科書検定基準案と高校学習指導要領改訂案について、改正教育基本法の趣旨が適切に反映されるように、各項目の内容を詰めている。小中学校の指導要領についても、その趣旨が全ての先生に浸透するように取り組んでいく。 また、パイロット版道徳教科書の作成は非常に意味がある。我々が薦めたいテキストがちゃんとあるということは大事だ。良い教材の一つとして子供たちが使えるようにしていくことによって、必ず変わってくる」