アニコム調べ ペットにかける年間支出、この不況下でも20%増加
アニコム損害保険株式会社(代表取締役社長: 小森伸昭「以下アニコム損保」)では、グループ会社のアニコム パフェ株式会社の協力のもと、全国のモニターを対象に「ペットにかける年間費用について」のアンケート調査行った。
その結果、2008年の調査と比較して、犬猫ともに年間支出が20%以上も増加していることがわかった。1世帯あたりの消費支出が4.6%の減少(※)といわれる不況の中でも、ペットのためには費用を惜しまない飼い主の意識が伺える。
特に「病気やケガの治療費」や「フード・おやつ」に関する費用が大幅に増加しており、ペットの「健康と食」に対する意識が、より一層高まっていると思われる。
(※)総務省統計局 家計調査報告 平成20年12月分速報より1世帯あたりの消費支出 前年同月比
■ 健康に関連する費用の上昇
「病気やケガの治療費」「ワクチン・健康診断等の予防費」「シャンプー・カット・トリミング費」など、健康に関連する費用について上昇傾向が見られる。
これは、ペットに対する家族意識が高まるなかで、ペットの高齢化が進み、生活習慣病(糖尿病・肥満など)の増加が話題になるなど、飼い主がこれまで見落としがちなペットの健康状態に配慮し、ペットの健康管理に対する意識が高まっているものと思われるという。
治療費に関しては、年間5万円を超える出費をした飼い主の割合が、全体の10%(08年)から18%(09年)に増加しており、動物医療の高度化にともなう、治療費の高額化が進んでいるものと考えられる。
■ 食に関連する費用の上昇
フードは、昨今のペットフードの安全性問題を背景に、ペットの食事に対しても価格に関わらず安全性の高いものを選ぶ飼い主が増加したものと思われる。また、栄養価を訴求するペットフードや健康志向を追及したプレミアムフードへの移行が進み、さらには、犬種に特化したフードが販売されるなど、飼育するペットにより適したフードを選択する傾向が進んでいるものと思われる。
|
【調査方法】
インターネット上で全国のモニターを対象にアンケートを実施
【実施期間】
●2009年調査
2009年1月16日〜1月25日 (有効回答数 216)
●2008年調査
2008年3月29日〜3月5日 (有効回答数 353)
【問い合わせ先】
アニコム損害保険株式会社
TEL:03-5348-3777 / FAX:03-6863-8257
〒161-8546 新宿区下落合1-5-22 アリミノビル2階
http://www.anicom-sompo.co.jp/
- 銀行窓口でペット保険 広島銀行×アニコム(2009/02/27)
広島銀行(広島市中区)は26日、犬や猫などが病気になった際に診療費の一部...
- 「第5回 猫の名前ランキング 2009」 アニコム(2009/02/26)
アニコム損害保険株式会社(東京都新宿区:代表取締役社長小森伸昭氏)は、...
- ヒトの呼気をかぎ分けて疾病を探知 飼い主の命を救う 英国(2009/02/26)
英国に住むモーリーン・バーンズさん(64)はある日、飼い犬の「マックス」...
- 狂犬病ワクチン製造で逮捕 違法添加物 中国大連市(2009/02/25)
中国遼寧省大連市の公安当局は24日、違法な添加物が含まれた狂犬病ワクチ...
- 「ドッグバス」 家庭用発売 ペット市場参入のショウエイ 神奈川(2009/02/24)
水の濾過装置や温泉浴槽、関連工事などを手掛ける株式会社ショウエイ(辻永シ...