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連続女児誘拐殺人犯の死刑確定

死刑執行12年間ゼロ

 大法院(最高裁に相当)2部は26日、2007年12月に京畿道で起きた女児連続誘拐殺人事件で殺人罪に問われたチョン・ソンヒョン被告(40)に死刑を言い渡し、判決が確定した。

 これにより、最後に死刑が執行された1997年以降、死刑が確定し収監中の死刑囚は59人に増えた。

 チョン被告は07年12月に京畿道安養市でイ・ヘジンちゃん(当時11)とウ・イェスルちゃん(同9)の二人を自宅に連れ込み、性的暴行を加えようとして未遂に終わったため、二人を殺害し、遺体を埋めたとして起訴された。

 一審は「罪状が極めて悪質で、手口が残忍であり、社会全体を驚かせた」として、死刑を言い渡した。二審も「一生かけてもぬぐい去れない苦痛を背負って生きていかなければならない遺族を思えば、酌量の余地はない」として死刑を宣告。これに続いて、大法院も「控訴審の判断は正しい」として、死刑確定の判断を下した。

 しかし、チョン被告に対する死刑が執行されるかどうかは不透明だ。今年に入り、連続殺人犯カン・ホスン容疑者の事件で死刑執行を求める声が高まってはいるが、12年間にわたり死刑が執行されていない流れを覆すのは容易ではなく、反対論も多いためだ。

 03年9月から10カ月の間に高齢者や女性ら計21人を殺害したユ・ヨンチョル死刑囚(39)は05年6月に大法院で死刑が確定して以降、4年近くをソウル拘置所の独居房で過ごしている。

 04年から06年にかけ、ソウル南西部で13人を殺害したチョン・ナムギュ死刑囚(39)も死刑確定後、収監生活を送っている。

 与党ハンナラ党は、有名無実化した死刑の代わりに、赦免、仮釈放、減刑が不可能な終身刑を導入する動きを見せている。

 しかし、今も国民の半数以上は死刑が必要だとの意見だ。法務部が最近、全国の19歳以上の成人男女3000人を対象に行った世論調査では、回答者の64.1%が「死刑を存続すべき」と答えた。これに対し、「死刑反対」は13.2%、「分からない」は22.7%だった。

孫振碩(ソン・ジンソク)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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