2009年 2月 26日
温泉の湯を利用した桜の促成栽培
岡山県北から早くもサクラの便りです。岡山県鏡野町では温泉の湯を利用したサクラの栽培が行われていて、今年も花を咲かせ始めました。温泉のお湯で栽培するこのサクラは鏡野町富地区の休耕田に植えられているケイオウザクラです。季節を先取りするこのユニークな栽培は農閑期の新たな収入源にしようと鏡野町などの第三セクターが6年前から行っています。ほ場には約700本の若木が植えられていて花芽が膨らみ始めた枝を摘みます。摘み取った枝は近くの温泉から温室に湯をひいて栽培されています。室温は20度近くに保たれ、枝を2週間ほど湯につけると花が咲きます。促成栽培されたサクラは60センチほどの長さに揃えられ鏡野町の「のとろ温泉」や物産館「夢広場」で販売されます。

岡山県庁の組織見直しへ
2月定例岡山県議会は26日から代表質問が始まり、行財政改革に伴う県庁の組織見直しなどについて議論されました。自民党の天野学議員は、行財政改革大綱に基づく県庁の組織再編で何から着手するのか訊ねました。これに対し石井知事は、新年度、400人以上の職員を削減し、課や班の統廃合を進めると述べました。一方で、新しく本庁に副課長、県民局に副部長のポストを作る事を明らかにしました。スピーディーな意思決定を目指して5年前、課長代理や課長補佐のポストを廃止した結果、課長に負担が集中しているためです。副課長・副部長は、書類の決裁などは行わず、調整役に徹するポストで、県では、以前に逆行するものではないとしています。

山陽・九州直通新幹線の列車名は「さくら」
さ来年の春から山陽新幹線と九州新幹線が直通運転されます。列車の名称が正式決定し、26日、発表されました。新幹線「さくら」九州と山陽、2つの新幹線を直通運転する列車の名称です。一般公募で寄せられたおよそ17万通の中で最も多い票を集め、新車輌のコンセプトである「日本の美しさ」にもマッチすることから列車名に選ばれました。「さくら」は再来年春に予定されている九州新幹線、鹿児島ルートの全線開業に合わせて、山陽新幹線との間を直通運転し岡山・鹿児島間を3時間余りで結びます。新たに開発された専用の新型車輌も順調に試運転を続けているということです。

岡山市でキッシンジャー博士の講演会開催へ
アメリカの元国務長官で国際政治学者のキッシンジャー博士が世界情勢を語る講演会が今年4月、岡山市の岡山大学で開かれることになりました。この講演会は、岡山大学創立60周年とOHKの開局40周年などを記念して、産学官の連携で企画されたものです。4月20日、岡山大学創立50周年記念館で開かれ、岡山から世界への提言をテーマにオバマ政権での日米関係やアジアにおける日本の役割などの講演が予定されています。司会はニュースキャスターの安藤優子さんです。キッシンジャー博士はアメリカのニクソン政権で国務長官を務め、1970年代、世界の政治経済の表舞台で活躍。ベトナム戦争の和平交渉が評価され、ノーベル平和賞も受賞しています。現在も国際政治学者として、世界的な影響力を持っています。

倉敷市の重傷ひき逃げ事件で男を逮捕
今月20日、倉敷市の市道で、男性が車にはねられ、大ケガをしたひき逃げ事件で、容疑者の男が警察に逮捕されました。ひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは倉敷市連島の無職、村上公一容疑者25歳です。警察の調べによりますと村上容疑者は今月20日、午前6時半ごろ、倉敷市連島町矢柄の市道で、近くに住む44歳の男性会社員をワゴン車ではね大ケガを負わせたまま、逃走した疑いです。警察がひき逃げ事件として捜査していましたが、現場に残された車の部品などから村上容疑者のワゴン車を割り出し25日夜、逮捕したものです。警察の調べに対して村上容疑者は「何かにぶつかったのは覚えているが、人をひいた覚えはない」と、容疑を否認しているということです。

高松市で高校生が車にはねられ重体
25日夕方、高松市の県道で、自転車で下校中の男子高校生が、普通乗用車にはねられ、意識不明の重体となっています。事故があったのは高松市香川町の県道です。25日、午後5時50分ごろ、近くに住む高校1年生林克哉さん16歳が自転車で三叉路を右折中に普通乗用車にはねられました。この事故で、林さんは頭を強く打ち、病院に運ばれましたが、意識不明の重体となっています。現場は、横断歩道や信号機のない、見通しのよい三叉路で、警察は、林さんと、普通乗用車を運転していた高松市一宮町の22歳の男性会社員が、安全をよく確かめていなかったのが事故の原因とみて調べています。

岡山高島屋で大ふくい展
福井県の味と技を紹介する「大ふくい展」が、岡山市のデパートで開かれています。会場の岡山高島屋には今回初出店の7店を含む44店が軒を連ね、約1500種類の特産品が販売されています。割烹料理店の作った「豪快巻き」は、すし飯の周りに日本海でとれたズワイガニの身を巻き、かにみそやいくらなどを使ったぜいたくな一品です。また、伝統工芸品の若狭塗りの箸は埋め込んだ貝殻や卵の殻などで細かな模様が施されていて、職人が1本1本手作業で仕上げています。このほか会場では、アメリカのオバマ大統領と同じ名前で、一躍有名になった小浜市の、「オバマまんじゅう」や「オバマTシャツ」なども買い物客の注目を集めていました。この、「大ふくい展」は岡山市の岡山高島屋で来月2日まで開かれています。

岡山県の花「桃の花」で観光PR
来月3日の桃の節句を前に県外に岡山県の花、「桃の花」を送り、観光PRする取り組みが26日から岡山市で始まりました。この取り組みは岡山市と西大寺観光協会が毎年行っているものです。今回は北海道と沖縄県にある市役所や福祉施設、幼稚園など116ヵ所にプレゼントされます。岡山市の西大寺支所には「桃の花」1950本が用意され、箱詰め作業が行われました。桃の花はまだ、つぼみの状態ですが到着するころには見ごろを迎えるそうです。箱詰めされた桃の花は、県内の観光地を紹介するパンフレットと一緒に、27日以降、岡山空港から飛行機で各地に届けられます。