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2009年2月26日(木) 19:20 |
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産婦人科学会が事情聴取へ
香川県立中央病院の不妊治療で受精卵の取り違えが疑われている問題で、日本産科婦人科学会が、27日、担当した医師から事情を聞くことになりました。
この問題は、去年9月、香川県立中央病院で体外受精を受けた高松市の20歳代の女性が、同じ時期に3つの受精卵を移植された際、他の患者の受精卵が含まれていた可能性があるとして人工中絶したものです。 日本産科婦人科学会は、安全な不妊治療のため、去年4月、「同じ時期の移植は原則として1つ」という見解を示していますが、担当した川田清弥医師は、それ以降も合わせて23人に3つの受精卵を移植していました。 学会は会員に見解の遵守を求めており、27日、川田医師から説明を聞いた上で、28日開かれる理事会で処分等を検討することを決めました。
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