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2009年2月26日(木) 19:20 |
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国選弁護士報酬水増し請求で告訴
岡山弁護士会の弁護士が、国選弁護報酬を水増し請求し、不正に受け取っていた問題です。 日本司法支援センター・法テラスは、この弁護士を詐欺の容疑で警察に告訴したことを明らかにしました。
法テラスが岡山東警察署に告訴したのは、岡山弁護士会に所属する黒瀬文平弁護士(67歳)です。 法テラスによりますと黒瀬弁護士は、2007年3月から2008年5月、7件の事件で、国選制度を悪用し容疑者と面会した回数を20回以上水増しして、報酬を約34万円多く受け取った疑いが持たれています。 法テラスが、黒瀬弁護士から事情を聞いて調べたところ、不正が確認できた上、きわめて悪質だと判断したものです。 法テラスは、処分としては最も重い3年間の国選弁護契約解除も決めました。 また、岡山弁護士会は現在、黒瀬弁護士の懲戒手続きを進めています。
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