【2009年02月27日06時02分 更新】


1.エコプラ問題・県警 県の告発に戸惑い
 (02/27 05:59)

「エコクリーンプラザみやざき」の問題です。県側が、当時の公社の役職員を告発する方針を示したことに対し、県警察本部の相浦勇二本部長は、26日の県議会本会議で、「戸惑っている」と、本音を語りました。東国原知事は、2月16日、「エコクリーンプラザみやざき」の施設破損問題をめぐり、「背任罪の疑いが払しょくできない」として、県として当時の公社の役職員を告発する考えを示しました。このことについて、県警察本部の相浦本部長は、26日の県議会代表質問で議員の質問に答え、「公的な機関が告発する場合、事務レベルで打ち合わせがあるのが通例」とした上で、県から、事前の相談がなかったことについて、次のように述べました。(県警察本部・相浦勇二本部長)「正直、私にとっては、新聞報道や議会でのやり取りを通じて知ることが、あまりにも多くて、ちょっと戸惑っておりまして・・・」(議会後、東国原知事は)「あっ、そうなのかと思いました。それは私どもが勉強不足、認識不足でしたね。今後、法律の専門家、県警の方々と協議をして検討していきたい」東国原知事は、県として告発する方針に変わりはないとしています。


2.高校生殺傷事件・損害賠償訴訟判決
 (02/27 05:59)

延岡市で起きた高校生殺傷事件で、亡くなった高校生の両親が、男性受刑者を相手どり、損害賠償を求めている裁判で、宮崎地裁延岡支部は、男性受刑者に、約8370万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。この事件は、平成18年、延岡市で、当時、高校生だった森重和之さんが包丁で殺害され、一緒にいた女子高校生も重傷を負ったもので、殺人などの罪に問われた23歳の男性受刑者は、懲役26年の実刑が確定しています。裁判は、森重さんの両親が、男性受刑者と、その養父母に対し、慰謝料など、計8370万円余りの損害賠償を求めているもので、26日は、男性受刑者を被告とする裁判が、宮崎地裁延岡支部で開かれました。26日の裁判で、安木進裁判官は、男性受刑者に対し、「争う姿勢を見せなかった」として、男性受刑者に、賠償額全額となる、約8370万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。今後は、養父母を被告とする裁判の審理が進められる事になっていて、養父母側は、監督責任について争う姿勢を見せています。


3.幼児を虐待死させた男の控訴審初公判
 (02/27 06:00)

去年2月、宮崎市の自宅で、同居女性の3歳の長男を、布団にたたきつけて死亡させたとして、傷害致死の罪に問われ、1審で懲役6年の実刑判決を受けた男に対する、控訴審の初公判が開かれました。控訴しているのは、宮崎市佐土原町の無職、東哲也被告25歳です。東被告は、去年2月、宮崎市の自宅で、同居していた女性の3歳の長男の足をつかみ、布団の上にたたきつけ、死なせたとして、一審で懲役6年の実刑判決を言い渡されましたが、弁護側が、事実に誤認があるなどとして、控訴していました。福岡高裁・宮崎支部で開かれた26日の初公判で、弁護側は、普段の遊びの延長で、わきの下を抱えて、下の方向に力を入れて落としたと、一審同様、過失であることを主張しました。東被告に対する判決は、4月7日に言い渡されます。


4.日米共同訓練4日目周辺で騒音調査
 (02/27 06:00)

新富町の新田原基地で行われている日米共同訓練は、4日目を迎えました。26日も、空中戦を想定した訓練が行われ、基地周辺では、国と新富町による騒音調査が行われました。今回の訓練には、アメリカ軍から、沖縄・嘉手納基地所属のF15戦闘機5機と、パイロットや整備士など約80人のアメリカ兵が参加し、これまでで最大規模となっています。26日午後の訓練には、アメリカ軍のF15戦闘機4機と、新田原基地所属のF4戦闘機6機の合わせて10機が参加して、空中戦を想定して訓練を行いました。また、基地周辺では、国と新富町による騒音調査も続けられていて、このうち、新富町の担当者は、26日も、町内7か所で、飛行経路の確認や、騒音レベルの測定にあたっていました。


5.アメリカ兵が園児たちと交流
 (02/27 06:00)

基地の近くにある保育園では、パイロットや整備士など、16人のアメリカ兵が参加して、園児たちと交流を深めました。(園児たちは)「英語で話をするところがうれしかった」「(また)いろんなことをして遊びたい」訓練の合い間の交流会、英会話やゲームで楽しい時間を過ごしました。


6.ギャゼット問題テナントが施設から退去
 (02/27 06:01)

運営会社の撤退後、存続問題が注目されていた、宮崎市の商業施設「ギャゼットマーケットプレイス」は、ほとんどのテナントが事業の継続を断念し、25日、施設から退去しました。ギャゼットマーケットプレイスは、去年12月に運営会社が撤退したあとも、一部のテナントが営業を続けてきました。これに対し、施設の所有会社は、1月限りでの退去を求めましたが、テナント側は、署名活動を行うなどして、施設の存続を訴えてきました。しかし、電気代などを確保するメドがたたないことから、ほとんどのテナントが、事業の継続を断念、25日、施設から退去しました。一部のテナントは、運営会社が異なることなどから、従来どおり営業しています。(テナントのオーナーは)「我々もできるだけの手は尽くしてきたんですけれども・・・。一言で言うと非常に残念ですね。無念ですね」施設を所有する、宮崎中央倉庫の安藤勤社長は、「建物の運営について、県外企業数社から打診を受けているが、今まで交渉できなかった。退去が済めば、今後交渉を進めたい」と話しています。


7.西武ライオンズキャンプ打ち上げ
 (02/27 06:01)

埼玉西武ライオンズは、26日で南郷キャンプを打ち上げ、渡辺監督は、「成果は99点」と、アピールしました。埼玉西武ライオンズ。最終日の26日も、ファンが見守る中、選手会長で、日南学園出身の赤田将吾選手らが、するどい当たりを見せていました。そして、すべてのメニューを終えると、エンジンを組んで、力強く一本締め、キャンプを打ち上げました。(渡辺久信監督)「日本一を目指す道のりは険しいが、選手が目標を持ってやってくれればいけると思う」日本一、ライオンズのキャンプは、レッドソックス、松坂大輔投手の合流もあって、来場者が、去年の約5倍の5万6000人にのぼりました。


8.自転車のお年寄りはねられ死亡
 (02/27 06:02)

26日朝、延岡市で、自転車に乗って交差点を渡ろうとしていたお年寄りが、軽トラックにはねられ、死亡しました。事故があったのは、延岡市富美山町の県道で、26日午前8時40分ごろ、自転車に乗って交差点を渡ろうとしていた近くの無職、小崎紀克さん80歳が軽トラックにはねられました。この事故で、小崎さんは、全身を強く打ち、病院に運ばれましたが、間もなく死亡しました。現場は信号機のない交差点で、見通しが悪く、横断歩道も、交差点の1か所にしかありませんでした。警察の調べによりますと、小崎さんは、横断歩道がないところを渡っていたということです。警察では、トラックを運転していた男性から事故当時の話を聞くなどして、事故の原因を調べています。この事故で、今年に入って県内で発生した交通死亡事故は、9件、死者数は11人となり、いずれも去年の同じ時期を上回っています。


9.第二の人生 料理を楽しんで!
 (02/27 06:02)

第二の人生に料理を楽しんでもらおうと、26日、延岡市で、60代と70代の男性が参加した、味噌づくりの講習会がありました。講習会には、延岡市に住む60代と70代の男性、あわせて11人が参加、JA延岡の職員の指導を受けながら、料理に欠かせない味噌づくりに挑戦しました。参加者たちは、水につけた大豆を蒸したり、大豆と麹を混ぜ合わせたものを機械にかけたりして、手作業で、味噌をつくっていました。(参加者は)「本当に楽しいですね」「なかなかおもしろいですね」「家ではめったにしないからたまにはいいんじゃないか」中には、「妻と一緒に料理をして、第二の人生を楽しみたい」と話す男性もいて、笑顔を見せながら、味噌づくりを体験していました。味噌は、参加者たちが自宅で熟成させることになっていて、3か月後には食べられるということです。