行政・政治 : 伊那谷の重要課題を推進 明るい県政を進める会がフォーラム
更新:2009-2-23 6:00
明るい県政を進める会(桜井伝一郎代表)は22日、「伊那谷が直面する重要課題について」と題したフォーラムを伊那市のJA上伊那で開いた。リニア中央新幹線のBルート(諏訪・伊那谷経由)での実現、戸草ダムの推進、保科正之公大河ドラマ化の3つの課題について、市民団体として積極的に推進していくことを確認した。
フォーラムでは3つの課題についてそれぞれ小坂樫男伊那市長、木下茂人県議、伊東義人前高遠町総合支所長が現状を報告。向山公人県議、中山晶計長谷総合支所長、原浩市議が助言者として、それぞれの課題を地域挙げて取り組む必要性を指摘した。
このうちリニア中央新幹線について、小坂市長は「村井知事にはぶれずに、県はBルート1本で進めてほしい」と強調した。
向山県議は「国の計画としてルートを決めるのが当たり前。経済効果のないCルート(直線ルート)は公共交通ではあり得ない。まちづくりの活動として地域全体で運動を盛り上げていくことが大切」と訴えた。