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小出宏実の恐慌情報レポート

【恐慌速報】GM3兆円赤字!しかし!...2009年2月26日 23:50

GMの決算が出た。

以下は、日経ネットの速報である。

 

 

米GMの10-12月期、9300億円の最終赤字 通期では3兆円の損失        

GM米ゼネラル・モーターズ(GM)が26日発表した200810―12月期決算は、最終損失が96億ドル(約9300億円)と、赤字幅は前年同期の15億ドルから大幅に拡大した。金融危機に伴う販売減とリストラ費用の増加で、北米や欧州、アジアなど全地域で税引き前損益が赤字となった。

 10―12月の売上高は34%減の308億ドル。一方、2008年通期の最終損失は309億ドル(約3兆円)と、過去最高だった07年通期(433億ドルの赤字)からは縮小したが、依然、巨額の赤字が続いた。【23:01日経ネット】

 

昨日も、GMの電気自動車エンジン新工場建設を断念し、

米政府からも「破産法11条を申請したら、400億㌦の緊急融資してやるよ」と最後通帳を受けている。

もう、何をやってもダメである。

むろん、AIG同様、GM破綻となれば、世界は大惨事となる。

それに輪をかけて、09年度の米財政赤字が過去史上最大の1兆5000億㌦(約146兆円)に拡大すると発表。

おまけに、英RBS(ロイヤル・バンク・オグ・スコットランド)までも英国企業史上最大の赤字(約3.3兆円)を計上2月のユーロ圏景況感指数も85年来の低水準へ悪化、2月のドイツ失業者数が4万人増の331万人で失業率7.9%へ深刻化...

ユーロ圏もボロボロである。

 

しかし!何故だ!

対円に対して、ドルは98円台へ迫る勢いで上昇し、

ユーロも一時125円台を付けた!

米国もユーロ圏も危ないというのに、強くなっている!

おかしいと思わないか?

なぜ、円安になっているのだ?

 

ここには報道規制がある。

つまり、日本の方が、米国やユーロ圏よりも

もっと危ないのだ! 悲惨なのだ!

それを報じてないだけなのだ!

 

だから、「まだまだ安心、これからだ」と思っていたら、大間違いだ!

ひどい目に遭うぞ!

政府発表、マスコミ報道にはダマされるな!

危機感を持て!

 

 

 

【未来不安予想図】 お金がないということ2009年2月26日 22:45

あなたは餓死から逃れ、必死に生きようとする。

残飯をあさり、ダンボールで寒さをしのぐ生活。

客観的にみれば、死んだ方がマシとも思える状況の中で、必死にもがき、喘ぐあなた。

 

もう何ヶ月も、1円のお金も手にしていない。

この先、ただの1円でさえ、手にできる可能性はない。

もちろん、お金を貸してくれる人など皆無だ。

生活保護をはじめ、弱者救済のシステムなど何もない。

年老いた身体に寒さはこたえる。

身体のあちらこちらが痛い。しかし、当然のことながら医者にいくこともできない。

離ればなれになった妻は、どうしているだろう。

順調だった。決して裕福というわけではなかったが、まずまずの生活をしていた。

同期の中では、一番に課長になった。

マンションも買った。35年ローンだった。妻は、専業主婦だった。

いつから生活の歯車が狂いだしたのか、良く覚えていない。

非正社員になり、給料が大幅に下がったときだろうか。

残業手当が、全額カットされたときだろうか。

それでも、慎ましく最低限度の生活にしがみついていた。

確かに、インフレはこたえた。生活に必要不可欠なものがどんどん値上がりした。

公共料金の値上がりも半端じゃなかった。

税金なんか払える状況じゃなかったが、莫大な金額を持っていかれた。

ある日、電気が止まった。その日、妻は出て行った。2度と部屋の電気がつくことはなかった。

 数ヶ月後、マンションから追い出された。

 今はもう、寝ているのか起きているのか分からないような毎日だ。

 感覚があるのは、寒いということと空腹、そして身体の痛みだけだ。

 痛みをこらえ、残飯をあさりにいく。

「何のために、生きているのだろう」

 公園のゴミ箱に、新聞が捨ててあった。

 自分と同じような境遇の人が、急激に増えているようだ。

「俺だけじゃないんだ」

 何の慰めにもなりはしない。

 残飯が、胃袋を多少慰めてくれた。

 そしてまた、眠りにつく...。

 

【時間限定極秘情報は削除されました】2009年2月26日 20:42

 

20092261939分に掲示されました極秘情報は、

機密情報のため、ただ今、削除されました。

 

ご覧になった方は、情報漏洩を禁止します。

 

※なお、特別に会員の方には、会報誌にてお知らせいたしますが、

他言流用が発覚した場合、退会処分となる場合がありますので、ご注意下さい。

 

【恐慌情報】激震! お前らは、百貨店コロガシ屋か!2009年2月26日 18:12

 

先日、セブン&アイが西武百貨店そごうを合併吸収し、

その後、話が転々とし、本日の発表は何なんだ!

 

セブン&アイ、そごう本店を379億円で売却発表 大丸へ

そごう心斎橋本店セブン&アイ・ホールディングスは26日、傘下のそごう心斎橋本店(大阪市、店舗面積4万平方メートル)をJ・フロントリテイリング傘下の大丸へ売却すると発表した。売却額は3791000万円。メガ百貨店同士の大型店売買は初めて。

 そごう心斎橋本店の年商は440億円(20082月期)。そごうは8月末をメドに同店を閉鎖し、その後、大丸へ引き渡す。大丸は隣接地に持つ大丸心斎橋店とあわせて約78000平方メートルを一体的に運営することで、大阪地区での競争力を高める。

大丸心斎橋店 セブン&アイは傘下に百貨店事業を担うミレニアムリテイリング(そごう・西武百貨店)を持ち、全国に28店舗ある。メガ百貨店の中では相対的に店舗数が多く、最近の消費不振を受け、不採算店の整理で経営効率をあげる。(15:08 日経ネット)

 

で、その直後の発表。

 

大丸と松坂屋、2010年3月に合併

松坂屋J・フロントリテイリング26日、傘下の大丸と松坂屋201031日に合併すると発表した。両社は2007年に持ち株会社方式で経営統合したが、消費不況が鮮明になるなか、合併により経営効率化を急ぐ。

 合併新会社の名称は、大丸松坂屋百貨店とする予定。合併後も「大丸」と「松坂屋」という、店舗の名称は変えない。(15:37 日経ネット)

 

 

まさに出来合レースだが、

結局、J・フロントリテイリングが、セブン&アイを押さえ込んだ形となっているが、

傘下の百貨店・スーパーにしてみれば、土地コロガシならぬ "百貨店コロガシ"されているようなもんだ。

「一体、私の親分さんの親分さんは、どっちかえ?」と訳わかんない状態になっているんじゃないか。

 

まあ、好意的に言えば、彼らなりの"恐慌対策"ということになろうが、

それだけ彼らの裏事情は、悲惨だということだ。

 

恐慌時は、まさにこうした大企業同士の合併吸収、離散集合が繰り返され、

モンスター企業が生まれるのである。

(内実は、つぎはぎだらけのフランケンシュタインであるが)

 

もっとも、この背後には、米外資=「かんぽの宿」張本人が絡んでいるんだろうが...。

 

 

 

【お知らせ】2009年2月26日 16:23

 

ただ今、会員の方のみに、

「会員限定最高機密情報」をメール配信させていただきました。

 

※上記情報は、最高機密情報につき、他言流用を禁じます。

 

【恐慌速報】AIG、3分割後、消滅!2009年2月26日 14:26

ただ今、入った報道によると、

AIGは3分割された後、消滅する可能性が出てきた。

以下は、ロイターの記事。

 

米政府、AIGを3分割する可能性=FT                    

AIG消滅!米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の抜本的事業再編に関する米当局と同社の協議が進んでおり、破綻たん回避のためAIGを少なくとも3社に分割し、政府が管理下に置く可能性がある。(中略)

 同社の取締役会が3月1日に開かれる予定で、事業再編については早ければ2日に発表される方向という。(中略)

 FT紙が報じた計画によると、米政府は現在保有している80%のAIG株を分割する3社の相当量の株式と交換する。3社はAIGのアジア事業と国際生保事業、米国の個人対象保険事業で、その他の事業と不良資産で構成される4社目が設立される可能性もあるという。(中略)

 計画通りとなれば、AIGは当面持ち株会社として存続するが、協議に関与している関係者らによると、政府が納税者の投資を回収するため3社別々の売却や上場を決断すれば、AIGが消滅することもあり得る。

 ただ、ここ5カ月間で3度目となる政府救済策の最終的な形は、AIG経営幹部と財務省、連邦準備理事会(FRB)、格付け会社との協議が進行する中で、なお変更される可能性があるという。

【2009年 02月 26日 13:32 ロイター

 

4社目というのも気になるが、これもゴールドマンが買い取るのか?

3分割後、AIGは消え、ゴールドマンが残るというわけか。

 

AIG幹部も、米財務省・FRB・格付け会社と同じ穴の狢である。

納税者の投資を回収するというのは真っ赤な嘘で、

全部財政赤字の穴埋めで消える。

 

さあ、AIGの抱えた"金融核爆弾"を誘爆させずに処理することができるか?

日本の生命保険会社の破綻の噂も伝わってきているが、

これでお陀仏である!

 

個人投資家よ、今のうち投資金を回収せよ!

国民よ、保険を解約し、現金を確保せよ!

 

 

【恐慌情報】さあ、ゴールドマンが動き出した!2009年2月26日 12:33

仕掛け人ゴールドマン・サックスが動き出した。

以下は、本日のブルームバーグの記事。

 

米ゴールドマン、政府が「バッド・バンク」設立なら買い手に回る公算

ゴールドマン・サックス米政府から100億ドル(約9750 億円)の資本注入を受けた金融大手ゴールドマン・サックス・グループは、政府が不良資産を買い取る「バッド・バンク」を設立した場合、買い手に回る可能性がある。フォックス・ピット・ケルトン・コクラン・キャロニア・ウォーラーのアナリスト、デービッド・トローン氏が指摘した。

 トローン氏は24日に行われたゴールドマンのデービッド・ビニアー最高財務責任者(CFO)との会合後、「ゴールドマンはバッド・バンクの作業に参加することをあたかも待ち望んでいるようだ」と指摘。「米エネルギー会社エンロン破たん後の市場低迷期に、ゴールドマンはエネルギー分野の投資で相当な成功を収めている」と付け加えた。

 ゴールドマンは銀行持ち株会社に転換し、投資家信頼感のてこ入れを図るため政府支援を受け入れた。ガイトナー米財務長官は今月、不良資産を買い取る官民合同のファンドを設立する方針を示した。同ファンドの規模は1兆ドル規模に達する可能性があるが、まだ詳細は明らかにされていない。(後略)

 

さらに、これに呼応するかのように、米金融機関のストレス・テストの実施が報道された。

以下は、先ほどの読売オンラインの記事である。

 

米で金融機関にストレス・テスト、経済深刻化へ耐久力検証

FRB米財務省や米連邦準備制度理事会(FRB)などは25日、大手金融機関に対し、経済がさらに落ち込む場合に財務がどこまで耐えられるかを検証する検査(ストレス・テスト)を開始したと発表した。

 厳しい検査の結果、資本不足となった金融機関には、市場からの資本調達を促すが、できない場合は、政府が資本を注入する。注入は、普通株に転換可能な優先株の形態で行い、政府の経営関与を強める。(後略)【2261117  読売新聞】

 

そして、もう一つ、怪しい動きがあった。

 

 ドイツ銀、クオンツ取引チームが離職-NYでヘッジファンドを創立へ

ドイツ銀行ドイツ銀行でクオンツ取引を手掛ける事業部門のメンバーが同銀を離職し、新たにヘッジファンドを設立することが明らかになった。ドイツ銀はリスクの高い事業を縮小している。

ドイツ銀の自己勘定株式部門エクイテック・グループのメンバーらはニューヨークにロック・キャピタル・マネジメントを設立する。同ファンドのマーケティング文書によると、運営責任者はドイツ銀のグローバル・アービトラージ責任者のアルビンド・ラグナタン氏。ロック・キャピタルは今年第2四半期中に事業開始予定で、世界各地から20人以上のトレーダーや専門家を集める。(後略)【2009/02/26 03:37 ブルームバーグ】

 

 

 クオンツは高度金融工学を駆使したデリバティブであるが、エンロン事件後、ゴールドマン・サックスが儲けてきたのも、クオンツを取り入れてきたからだ。

ゴールドマンとクオンツメンバーが手を取り、新たな仕掛けをつくるに違いない。

 

これらの記事を総合すると、

今後ゴールドマン・サックスは、米金融機関を次々と買い叩き、買収、

シティグループに代わって巨大国際金融機関へ変貌を遂げていく!

恐慌が生み出す金融界の怪物となるのだ!

すなわち、世界統一政府のもとでの唯一のメタ・バンクとなるのだ!

 

【恐慌対策】24.結婚し、子供をつくれ!2009年2月26日 10:18

今、独身の方は、結婚をし、子供をつくった方がよい。

すでに小さな子供がある方も、大切に育てよう。

養育費がかかるが、そこは堪え忍ぶ。

恐慌後の世界で、必ずやあなたの子供は恩返しをしてくれる。

あなたの老後を助けてくれる掛け替えのない人となる。

 

但し、混乱した世の中では、子どもは宝だ!

テロや犯罪組織に狙われる可能性があるから、

小さいうちは、よく注視しておく。

 

いずれにしても、

資産没収などを仕掛けてくる国家でも、

子供まで没収しない。

 

子供こそ、あなたの最高の宝なのだ!

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【用語集】
恐慌とは(きょうこう):深刻な景気後退と経済の混乱状態を指す。特に1929年10月24日にニューヨーク証券取引所での株価大暴落から始まった世界的な景気の後退のことを世界恐慌と呼ぶ。
当サイト内重要記事-恐慌時の対策 英ポンド暴落の真相 恐慌の仕掛け人が動き出した 丑年の日本株は十二支中で最悪、過去は多数の金融事変

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