(cache) 大丸に379億円で売却 そごう本店、創業の地から姿消す - 47NEWS(よんななニュース)
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  •  記者会見で大丸への店舗売却について質問に答える、そごうの平田豊専務=26日午後、大阪市中央区

    大丸に379億円で売却  そごう本店、創業の地から姿消す

     セブン&アイ・ホールディングスは26日、業績不振に陥っている傘下のそごう心斎橋本店(大阪市)を、J・フロントリテイリング傘下の大丸に売却すると正式に発表した。売却額は379億円。8月末に閉鎖され、9月末に大丸に引き渡される。200人強の従業員はそごう神戸店(神戸市)など近くの店舗に引き継ぐ。

     大手百貨店が本店を売却するのは異例。親会社のセブン&アイが主導して百貨店事業を立て直す。そごうは、経営破綻した2000年に本店をいったん閉鎖。05年に復活したが、創業の地の大阪から再び姿を消すことになった。

     そごう本店の08年2月期の売上高は440億円。消費不振の深刻化で業績が悪化している。今後も、大阪市内でライバル百貨店の大型改装や出店が相次ぐことから、売り上げ回復は難しいと判断した。

     大丸は、買収した店舗を改装して11月に営業を再開。隣接する大丸心斎橋店と一体運用するため、26日発足した「心斎橋新館プロジェクト推進室」で営業強化策をまとめる。初年度の売上高は、心斎橋の大丸とそごうの2店舗合計で1100億円超を想定している。

      【共同通信】
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