「海軍だけあればいいという話ですか? ちょっと、あの、正直言って、その前後の脈絡を全然知らないので、私は極めて、あの、その小沢発言に直接はコメントできません、正確に知らないから。ただ、いまうかがった話を聞いて、一般論で言えば、少なくとも、いま極東において、少なくとも、核を実験したという国があり、ノドンという搬送手段を持った国が隣にあって、日本という国を、あたかも敵国かのごとく、かのごとくですよ、いろいろことあるごとに、いろいろ言っておられる国がそこに存在するという状況に我々はおかれている。そのときになって、同盟国であるアメリカが、少なくとも海軍だけ、あとは空軍もいらない、海兵もいらない、陸軍もいらない、と言っておられるように考える、一般論で言えば。それは少なくとも、いま、防衛ということに少なからぬ知識がある人は、なかなかそういう発言はされないんじゃないかな。少なくとも、日本という国の安全保障、国家の安全、防衛ということを考えたら、やっぱりこの島国にとって、空軍力とか、やっぱりそういったものは極めて重要なんだと、私はそう思います」
(秘書官「はい、終わります」)
(去り際に振り向いて、質問した記者に)「本当に言ったのか、そりゃ」