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ページ更新時間:2009年2月25日(水) 23時50分
「沈没」「死刑執行」、相次ぐ不用意発言
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日米首脳会談を終えた麻生総理は、25日夜に羽田空港に到着。その後、公邸で公明党の太田代表や自民党の細田幹事長らと会談しました。重要日程を無事終えた麻生総理ですが、帰国後に待ち受けるのは周辺の不用意な発言です。
「私は森内閣のときに閣僚に任命されて、うれしかったんですが・・・」(自民党 笹川 堯 総務会長、24日)
森内閣で科学技術担当大臣を務めた自民党の笹川総務会長。24日夜、国会議員のパーティーで、低い支持率の中で退陣した森内閣を、練習船「えひめ丸」の沈没事故を引き合いに出し、こう表現しました。
「運悪く、ハワイ沖で潜水艦が、こともあろうに日本の水産講習所の生徒を乗せた船の上にドーンと上がって、あれでやむなく沈没いたしました」(自民党 笹川 堯 総務会長、24日)
この発言に・・・
「被害者、ご遺族の方々の心情を思えば、少し不適切な発言ではないかと」(宇和島水産高校、今岡慎三 校長)
「えひめ丸が沈没したから政権も沈没したなんて発想をとること自体が、大変な認識の誤りだ」(民主党、鳩山由紀夫 幹事長)
笹川氏は25日、改めて取材に応じましたが・・・
「別に遺族のことなんか触れてるわけじゃない。辞めたってだけの話、何がおかしいの」(自民党、笹川 堯 総務会長)
さらに、25日夜、この人が・・・
「昨年は法務大臣をいたしまして、13人ばかり死刑を執行いたしましたので、朝日新聞から『死神』という称号を与えていただきましたが、現在はかんぽの宿の守り神として仕事をしておる鳩山邦夫でございます」(鳩山邦夫 総務相)
(25日20:49)