「アメイジング・グレイス」のヒットで知られるニュージーランドの歌姫、ヘイリー(22)が、皇后さまの作詞した「ねむの木の子守歌」を日本語でカバーすることが19日、分かった。
同曲は、皇后さまが聖心女学院高等科に在学中に作詞。1965年に秋篠宮さまのお誕生をお祝いし、作曲家で指揮者の故山本直純さんの夫人、山本正美さんが曲をつけた。翌66年に、女優の吉永小百合(63)や歌手の梓みちよ(65)らがシングル発売しているが、今年の天皇皇后両陛下の御成婚50周年を記念し、3月4日にヘイリーによって43年ぶりのシングル化が実現する。
実は皇太子妃雅子さまがヘイリーの大ファン。05年の来日公演をご夫妻で訪れたこともあり、CD化を宮内庁が了承したという。音楽評論家の富澤一誠氏は「皇后さまの美しい日本語とヘイリーの天使の歌声の究極のコラボレーションは、今年最大の話題曲になる」と話している。