神さまとの出会い - その3 〜たい、自信崩壊の巻〜
|
自分の作り出した完璧像を目指して、
とても細かいところにまで目を光らせ
失敗しないように細心の注意を払って生きていました。
自分は良い子で、自分のしていることは正しく
自分が正しいと思うことは誰にとっても正しいと
信じて疑いませんでした。
この自己像は、色々な出来事をきっかけに砂上の楼閣の如く崩れ始めました。
ある日、友達が来て、名古屋名物の芋ういろうを作ってくれました。
たくさん作ってくれたので、冷やして冷蔵庫に入れようと思いました。
友達が帰ったあと、「ちょっとでも早く冷やすため」にと思い、
ういろうを入れた器を触って早く温度が下がる助けをしていました。
(今思っても全く無益な努力です。ほっときゃ冷えるのに。)
その頃、アパートの2階に住んでいたのですが、
夜の11時を過ぎたというのに「ピンポーン」と、来客がありました。
急いで出ようとすると、
廊下で、足に
「ぴちゃっ・・・」
水の感触・・・
・・・はっ
風呂桶から、お湯あふれてる!!!!!!!!!!やばいっ!!!!!!!!!
お湯も止めずに玄関に出ると、階下に住んでいるバングラディシュ人の男性が
「水が、水が〜!」と言っているではありませんか!!!
「ご、ごめんなさい!!!すぐ、止めますっっ!!」
お湯を止めて下の階に行ってみると
下の階のお風呂場では、上の階から滝のように水が流れ落ちており
それを「一体どうしたらいいの〜〜?!」という表情でおろおろと見つめている奥さんと
お母さんと手をつないで、状況を理解できずにたたずむ彼らの幼子。
・・・大変な事をしてしまった・・・。
どうしよう・・・
とりあえず自分のアパートを掃除しながら、考えました。
「謝って済む問題じゃない。
じゃあ、お金?
・・・でもそれじゃ、誠意も何もありゃしないじゃないか。
何が出来るんだろう・・・?」
絶望しながら、自分の部屋の掃除を済ませました。
とりあえず、掃除を手伝おうと思い
バケツと雑巾を持って下の階に行きました。
もう夜の12時近い。
なんて事してしまったんだろう・・・
どうしたら赦してもらえるだろうか・・・
「あのー、・・・ほんとうにすみませんでした。掃除、手伝わせてください。」
そうしたら、彼は
ひげを蓄えた顔に清々しい笑顔を浮かべて
僕の肩を抱き、
そしてこう言ってくれました。
「あー、気にするな気にするな。 誰にでも間違いはある。 失敗は誰だってするものさ。 掃除なんていいから、いいから。 帰って、ゆっくりお休み。」
・・・え???
赦された・・・???
・・・いいの???
・・・ホントに?????
それはとても嬉しかったのだけれど、
自分の事を赦せなくて、良心が咎めてしょうがなかった。
「自分は失敗しない」という自信は、致命的な打撃を受けて瓦解しました。
安心して住んでいた、何の罪もないバングラディシュ人一家に
僕の不注意のせいで、とんでもない迷惑をかけてしまったのですから。
それまで僕が信頼していた自分自身が揺らいだ瞬間でした。
さて、
教会へ行くと
「人はみな罪人だ」
と教わります。
でも、僕は「善人」でしたから、いまいちピンと来ませんでした。
ええ、とても良い人でしたよ。
人の見ている前では。
礼儀も、しっかりしていましたよ。
形だけは。
だから、「救い」なんて、なぜ必要なのか分かりませんでした。
でも、
学校や人間関係でうまくいかないことが続いて
色々悩みました。
悩んでいるうちに、
色々、気付き始めました。
「人の立場に立って考える」という事をし始めたのです。
「・・・あ〜、小学校時代のあの友達、なんであんなに怒ったのかなって分からなかったけれど、
彼の気持ちを考えてみれば、そりゃあ怒るよな〜・・・。俺、失礼だったなぁ・・・。」
「ああ、俺、弟にはずいぶんとひどい事をしてきたんだなぁ・・・。すまなかったなぁ・・・」
「うわぁ、妹の事をずいぶんと傷つけてきたなぁ・・・。」
後から後から、自分のしてきた事が相手を傷つけてきたという事実に気付かされました。
今までは気付きもしなかった事でした。
「自分は善人である」という自信も、
ただの鈍感・慇懃無礼であったと気付かされ
徐々に崩れ去っていきました。
神さまはいると、なんとなく信じていましたが・・・
でも、どうしてキリストなの?
キリストじゃなきゃ、だめなの?
まだまだ、分からない事だらけです。
よって、恵み深い天の神さまに対するたいの抵抗はまだまだ続くのでありました。
その4 へ続く・・・
|
たいちゃん、証とても面白いですよ。 楽しみに読んでいます。 お花の写真もとても綺麗。 お花を見ているたいちゃんのまなざしが 綺麗なのかな?
2005/5/12(木) 午前 7:54 [ クララ@横浜 ]
たいちゃ〜ん、私も、あんなことやこんなこと、何てひどいことを言ったりしたりしてきたんだろうって、本当にひどい人間だったって、いまだに自分を責め続けてるんだよ〜 反省して、今後にいかせばいいって、頭では思うんだけどさ〜 まだね〜抜け出せないよ〜
2005/5/12(木) 午前 9:10
(*'▽'*)わぁ♪クララさ〜ん♪見ててくれたんですね。ビックリ。証は自分の恥さらしだけど・・・(^_^;A)フキフキ みんなに天パパのすばらしさ、知ってほしいよ。写真は、被写体のお花が綺麗なんですよ〜。たいはそれを見て「きれいっ」って感じた想いを込めて撮ってるだけ。それがみんなに伝わってるのかも。栄光在主♪
2005/5/12(木) 午前 11:49
たんちゃん、分かるよ〜。でもね、そんなたいやたんちゃんを見て「それでも、あなたの事が大好きだよ」って言って下さるお方がいるんだぁ・・・ホントだよ。
2005/5/12(木) 午前 11:52
失敗とは、反省もなく、また同じ過ちを犯すこと。失敗を認め、反省する・・・その時、失敗ではなくなる。たいさんの心を神様がちゃんと見てくれていて、人と人との温かい心をプレゼントしてくれた。神様って素敵ね。
2005/5/12(木) 午後 2:38
私は、あんまり反省はしないなあ。忘れてる。すぐ「まあいいか」になってる。おかげで、部屋も、子供達が、出て行った後は、物置部屋になり、 夫に、怒られてます。なんか関係ない話になってますね。ゴメンね。
2005/5/12(木) 午後 4:38
milaosixさん、たい、いっつも失敗をくよくよ考えちゃうんだぁ。でも、この時の赦され方は本当にびっくりしたよ。あのおじさん、犠牲を払って被害を引き受けてくれただけでなく、たいに笑顔までかけてくれたんだよぉ・・・。本当に嬉しかったな。神さま素敵です(Y-Y)
2005/5/12(木) 午後 6:17
まりさん、たいは「まあいいか」って思えなくて、それでパンクして休職しちゃいました。適度の「まあいいか」は必要かも。
2005/5/12(木) 午後 6:20