2009.02.26 Web posted at:  10:18  JST Updated - CNN
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着陸失敗のトルコ航空機、記録装置回収 原因解明着手

CNN視聴者が投稿した、トルコ航空機事故現場の画像

アムステルダム(CNN) オランダ・アムステルダムのスキポール国際空港で25日午前に着陸に失敗、3つに割れたトルコ航空機のフライトレコーダーとボイスレコーダーが回収された。同空港が位置する地元の当局者が明らかにした。

事故機はボーイング737−800型で、これまで安全面の問題がなかった機種。航空当局は、事故につながるトラブルがなぜ発生したか調査を進めており、事故直前の操縦士の発言を解明する必要性を指摘している。

事故機には乗員乗客134人が乗っており、これまでに少なくとも9人が死亡、55人が負傷した。負傷者が84人との一部報道もある。死者には操縦士と研修中の操縦士らが含まれ、客室乗務員3人の生存も絶望とみられている。また、負傷者のうち6人は重体、25人は重傷。死傷者の身元は26日以降に発表される。

メディア大手RLTの記者によると、複数の目撃者は事故機が着陸に失敗する直前、突然機首が上がっていたと語った。また、事故機の乗客の銀行関係者がトルコNTVに語ったところによると、当時緊急事態を告げる機内アナウンスはなかった。操縦士はエンジン稼動を強めていた様子だったが、その後「乱気流」のような振動があり、機体が急降下したという。

米国家運輸安全委員会(NTSB)はアムステルダムに調査チームを派遣し、事故調査を支援すると発表した。

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