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2009年2月25日(水) 19:20 |
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オンブズマンが調査費の返還求める
地方議会の議員には、毎月の給与とは別に議案の調査を行う費用が政務調査費として支給されています。 岡山市議会では毎月13万5千円です。市民オンブズマン岡山がこの金の使われ方を調べたところ、6割が不適正なものだったとして返還を求めています。
市民オンブズマン岡山は、2007年7月から9か月分の政務調査費の領収書を調べ、その結果を議会事務局に手渡しました。 総額6千300万円の内、6割に当たる3700万円が不適正な支出だとしています。 例えば、繁華街の駐車場代金のレシートですが、発行時間は午後9時。年度末の3月31日にまとめ買いした30万円分の切手などが、不適切な支出だと言います。 これらを6つの会派別に計算すると、政務調査費の適正な使用率は最高で61%、最も悪い会派ではわずか20%だと分析しています。 オンブズマンは、3月25日までに不適正な支出金を返還するよう求めています。 一方、議会事務局は議長に25日の内容を報告はしますが、今後の対応については各会派に任せる方針です。
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