死は誰もが通過する門のようなもの　映画「おくりびと」　脚本・小山薫堂さんに聞く (5/5ページ)

　インタビューの６日後、モントリオールのグランプリを獲得。９月３日に東京・汐留（しおどめ）の電通ホールで行われた記者会見で、小山は「大切に育て上げた娘を滝田監督というところに嫁に出し、いつの間にか篤姫（あつひめ）になった気分」と形容した。

　９月１３日公開。東京・丸の内プラゼールなど。（文：市川雄二／撮影：村山雅弥／ＳＡＮＫＥＩ　ＥＸＰＲＥＳＳ）

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　■こやま・くんどう　１９６４年６月２３日、熊本県生まれ。日本大学芸術学部卒業。放送作家として「カノッサの屈辱」「料理の鉄人」「トシガイ」など多くのテレビ番組を手がける。２００３年、「トリセツ」で国際エミー賞を受賞。Ｊ−ＷＡＶＥなどラジオのパーソナリティー、雑誌連載、小説執筆、絵本の翻訳、日光金谷（にっこうかなや）ホテル（栃木県日光市）顧問など活動は多岐にわたる。山形市の東北芸術工科大学に０９年度新設される「企画構想学科」学科長（教授）に就任。