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死は誰もが通過する門のようなもの 映画「おくりびと」 脚本・小山薫堂さんに聞く (3/5ページ)

2008.9.12 18:17
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【シネクラブ】放送作家、小山薫堂さん(村山雅弥撮影)【シネクラブ】放送作家、小山薫堂さん(村山雅弥撮影)

 ところが本木が所属する事務所の社長だった小口健二(おぐち・けんじ)氏(2007年11月死去)の「どうしてもやりたい」という熱意と小山脚本への期待を伝え聞き、やる気が芽生えた。

 「死は誰もが通過する門のようなもの」。シナリオ化の手応えをつかんだ瞬間は、火葬場で点火ボタンを押すおじいさんの一言だった。この言葉は味わいのあるセリフへと昇華し、映画にも登場する。取材では本物の納棺師とも会い、死のとらえ方にも興味を抱いた。

 ■作品を包むチェロの音色

 シナリオを構成する上で強く意識したのは音楽だった。「ラジオ出身のせいか、テレビの(番組)構成も音楽を決めてから画(え)のイメージを考えます。今回の話を包むには観客にチェロのフレーズをしみこませ、最後のグッとくるところにチェロをあてるというのを、まず考えましたね。たぶん監督の領域だと思いますけど」

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【シネクラブ】放送作家、小山薫堂さん(村山雅弥撮影)

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