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死は誰もが通過する門のようなもの 映画「おくりびと」 脚本・小山薫堂さんに聞く (2/5ページ)
このニュースのトピックス:TV番組
《東京でチェロ奏者をしていた大悟(だいご、本木雅弘(もとき・まさひろ))は楽団解散で職を失い、妻(広末涼子(ひろすえ・りょうこ))と故郷・山形に戻る。ある会社を求人広告を手に訪ねると、社長(山崎努(つとむ))から思いもよらない業務内容を告げられる。予想していた旅行関係ではなく、遺体を柩(ひつぎ)に納める仕事だった。戸惑いながらも大悟は納棺師の見習いとして働き出す。美女に見えたニューハーフ、キスマークをつけて送り出されるおじいちゃんなど、さまざまな境遇のお別れが待っていた…》
■本物の納棺師に取材
納棺師の世界に興味をもった本木が、旧知の中沢プロデューサーに話を持ちかけたことからこの企画は始まった。小山は当初、多忙を理由に依頼を断った。伊丹十三(いたみ・じゅうぞう、1933〜97年)の名作「お葬式」(84年)の存在も大きかった。「学生時代に何度もシナリオを読んだくらい好きで、完成形の一つだと思っていた。だから死を扱うテーマはやりたくなかった」との思いも根っこにあったという。