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【インタビュー】本木雅弘 気付けば「役」を超え… (1/4ページ)
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■「おくりびと」で納棺師を演じる
この作品を構想したのは15年前になる。27歳の時から「いつか、自分が演じよう」と決めていた。映画「おくりびと」(13日公開)で演じた主人公の職業は、亡くなった人の体を清め、棺に納める納棺師。作品はモントリオール世界映画祭でグランプリを獲得、幸先のいいスタートを切った。
「人は誰しもいつか死にます。年を重ねる中で、送り、送られる立場になる。納棺師とは、亡くなった人の魂を現世から天国へ送り出すまでの“最期の準備”をする人。自分自身40代に入り、人生の折り返し地点に立った今、死生観をテーマにしたこの映画に出演できたことが素直にうれしい」。静かに、言葉を選びながら話し始めた。